2011年10月03日

正しいリズムで弾かせる工夫した声かけ。

正しいリズムで弾かせるのって難しい。
リズムを無視して全部四分音符で弾いてしまう生徒に対して、
「これは八分音符だよね。四分音符の半分、だから1拍の中に2つ入るんだよ」
毎回同じ説明を繰り返すレッスン。
なんだか進歩がないなぁって思います。

最近ちょっと成功している声かけがあります。
「えーこんなので上手くいくんだ。」って思ってしまうような声かけですが紹介
しますね。

私のレッスンでは2冊目の教則本までプレリーディングの楽譜です。
3冊目から五線の楽譜。
そしてリズムは四冊目の教則本まで四分音符は「しーぶん」の数え方。
歌詞を歌うように「しーぶん・しーぶんにーぶーおんぷ」と言いながら正しいリ
ズムで弾いていきます。
なのでその段階の生徒は「次はリズムを言いながら弾いてみようね。」の声かけ
で一緒にリズムを言いながら弾きます。



問題は四分音符が1拍になった生徒たち。
例えばこんな楽譜。

CIMG8234.JPG

最初から八分音符2つを四分音符の中に2つ入れて弾けないので、全部四分音符
で弾いてくれます。

CIMG8230.JPG

そんな生徒たちに「ねえ、この楽譜の中に速く弾く所があるよね。どこかな。」
「こことここ」生徒が八分音符をさします。

CIMG8231.JPG

「今度はその部分速く弾いてみよう。」

これで上手くいくのです!
ちゃんと1拍の中に2つ入れる速さで弾いてくれるのです。



例えば二分音符もそう。

CIMG8233.JPG CIMG8232.JPG

「伸ばして弾くところあるよね。どこかな。」
「今度はその部分伸ばして弾いてみよう。」
これで大体の生徒が二分音符ぶん伸ばして弾けます。

「速く弾くところあるよね。」で八分音符をすごく速く弾いたり、「伸ばして弾
くところあるよね。」で二分音符をすごく伸ばしたりはしないのですよね。
ちゃんと体の中に拍子感があるのだなって改めて感じました。

「速く弾くところはここ。」と自分で発見して自分で1拍の中に2つ入れる事が
出来るようになった生徒たち。
生徒が自分で考えて弾けるようになってる所がとってもいいなって思います。
そんな生徒たちに今度は初見で弾く時にこんな声かけ。
「最初からリズムに気を付けて弾いてみようか。」

更には私が特に声かけしなくても最初から正しいリズムで弾ける生徒もちらほら。
「すごいね。最初から正しいリズムで弾けてたよ。」こんな声かけが生徒はとっ
ても嬉しいのです。

こんな声かけでリズムの指導が上手くいくようになって、最近では3冊目・4冊
目の生徒にもするようなりました。
導入期の生徒たちにも自主性が出てきて、教え込むレッスンから生徒が考えて表
現するレッスンになってきた感じがします。

私はあまり家での練習のことを熱心に言うことはしていませんが、、自分で正し
く弾けたって実感の積み重ねが、家での練習での充実につながるのかなとも思い
ます。
実際家で一人で練習している際に「これで合っているのかな。」って思いながら
練習している生徒が多いのでは。と想像します。
レッスンで「ひとりで正しいリズムで弾けたね。」「ひとりで音を間違えずに弾
けたね。」といちいち褒めてあげることが、「自分がやってることは間違ってな
いかも。」と自信につながるのかなって思います。
それが家での練習の「これで合っているのかな」から「これで合ってると思う」
になっていくのではと思います。


最後に、付点四分音符+八分音符が弾けない大きい生徒に対しての声かけ。
八分音符を指して「ねえねえ、これは四分音符よりも長く弾くのかな。短く弾くのかな。」と質問。
「長く弾く。」「じゃあ今度は長く弾いてごらん。」これで付点四分音符+八分音符のリズムが正しく弾けますよ。

この声かけで上手くいくのは私の生徒だけかなぁ。
よかったらレッスンで試してみて下さい。



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