2013年12月31日

今年も終わり。

1年をゆっくり振り返る間もなく31日になってしまいました。
夕ご飯の支度の前の数時間少しゆっくりしています。

今年はブログを読んで下さった先生方からたくさんの郵送の勉強会の申し込みがありました。
きっと何かのキーワードで検索してたまたま見つけた私のブログ。
そのブログを読んで共感して下さり、郵送の勉強会の申し込みをして下さったり、小物の注文をして下さる。
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
来年も丁寧に返信していきますので先生方よろしくお願いします。

今年は7名新しい生徒が入りました。
数年ぶりの年少さんと年中さんのレッスンが始まりました。

そして指導者としての1番の感無量だったことは、中学校の音楽祭の伴奏に1年生の生徒と3年生の生徒2人が選ばれ1年生と3年生の生徒のクラスが最優秀賞に選ばれたこと。
選ばれなかった3年生の生徒も3年生の先生方や他の学年の先生にも「上手だね。」と声を掛けられたそう。
三人ともそれぞれ個性が違ってそれぞれの良さを出すことが出来た合唱祭でした。
生徒たちがこのように育って本当に幸せです。
私の地域にもたくさんのピアノ教室があります。
その中で自分らしさを保って教室を続けていくのって難しい。
他の教室の華やかな話を聞けばやはり気持ちは不安定に心は揺らぎます。
合唱祭の3年生の伴奏決めはオーディションではありませんでした。各クラスに伴奏をやりたいって生徒が一人ずつしかいなかったそう。3年生が歌う曲は1.2年生は比べものにならないくらい難しくそれは伴奏も同様。ピアノを習っている生徒はいるけれど、その難しい伴奏を弾いてみたいって生徒は各クラス1人。
3年生は4クラス。そのうちの2クラスが私の生徒だったんです。そして最優秀賞。
どの生徒も技術が優れている訳でもないし恵まれすぎた環境でもありません。
でもこのようなつながりを持った指導で、ぶれない軸を持って指導をしていくとこんな風に生徒が育っていくんだなって感じました。それは生徒の技術の上達もそうですが、心が育っていくということ。

3年生たちは合唱祭が終われば次は受験へと気持ちは向いてきます。
「ピアノはもう精一杯やったよね。次はピアノじゃあないよね。お休みして勉強に向かうのか考えてまた連絡してね。」と話して彼女たちは今ピアノはお休み中です。
両立もいいけれど、専念することも大切。
私の息子が同じ状況になったときに習い事の先生が「今は習い事じゃあないよね。」って話してほしいなって母親として思います。

生徒がひたむきにピアノを頑張るきっかけ。
それは先生によってコンクールだったり発表会だったり。
私はそのきっかけを学校の伴奏としています。
それは生徒が「やりたい。」と自分で決めてくることだから。
そして学校で選ばれることって家族全員が大喜びしてくれることだからです。

来年も勉強会もレッスンも丁寧にやっていきたいなって思います。
自分の出来る範囲でコツコツとじっくり取り組んでいこうと思います。
来年もよろしくお願いします。



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2013年12月19日

ゆっくりな生徒が喜ぶ声掛け。

「みんなも和音は弾かないでメロディーが上手に弾けたら合格にしているんだよ。」
「この曲は苦手な子が多いんだよ。」
「みんな同じ間違えよくしてるよ。」

こんな声掛けで「なんだぁ。そうなんだ。」って顔がゆるむ生徒もいます。


進みがゆっくりだから「頑張ろう頑張ろう」ばかりじゃあダメだなぁって、
ホッとした表情の生徒を見て改めて実感します。

顔がゆるんだりホッとした表情をするのは、進みがゆっくりだったり、支援学級
に通っていたりハンディがある生徒。
私の声掛けで顔がゆるんだりホッとしたりするってことは、難しいけど頑張らな
くちゃって思っていたって表れ。
他の生徒よりもゆっくりだからって、わざとやっている訳ではないしさぼってい
る訳でもない。むしろ「他の子は出来るだろうから出来るようにならなくちゃ。」
「みんなと同じように頑張らなくちゃ。」って思う気持ちをいつも心の中に持っ
ていることも。


特にハンディがある子供はみんなリハビリに結びついてしまうなって思います。
指を動かすことも、歩くことも、ご飯を食べることも、それも大切だけどそうな
らないことも大切だなって思います。



和音も弾かなくっちゃって頑張ろうとするゆっくりな進みの生徒に
「みんなも和音は弾かないでメロディーが上手に弾けたら合格にしているんだよ。」
「なんだぁ。そうなんだ。」って私と生徒とお母さんと3人で笑って
「じゃあ、メロディーだけにする。」ってすっきりとした顔をして練習を始めた生徒。
「ああ、よかった。」って心の中で私もにっこり。


このような声掛け、時には必要です。
気になる生徒さんに是非してみて下さい。

2013年12月17日

つっかえ弾きの対処法。

つっかえてもそのまま弾いてしまう。
何度弾いてもつっかえてしまう。
ゆっくり弾けばいいのに速いテンポで弾いて結局つっかえてしまう。

つっかえ弾きをどうしたらいいのか悩んでいる先生たくさんいると思います。

どうしたらつっかえ弾きを減らせるのかなくせるのか。
先生の工夫で何とかなるのなら。

試してみるのが楽譜選びです。
つっかえ弾きをしている生徒。本当にその楽譜がその生徒にあっているのか。
生徒好みの楽譜かどうかということではなくて、生徒の実力と同レベルの楽譜な
のか。

五線の楽譜をつっかえ弾きしている生徒。
音名を書き込んだらつっかえ弾きがなくなったのなら、原因は五線の譜読みが苦
手ということになります。それなら五線の譜読みが得意になるようにカードやプ
リントで工夫してみよう、次々にポジションが変わると五線の譜読みもその度に
難しくなるからもう少し同じポジションの曲を弾かせてみよう。と考えることが
出来ます。

もし音名を書き込んでもつっかえ弾きがそのままだったら。
原因は五線の譜読みだけではなさそうです。
五線の楽譜に音名を書き込むなんてそれではいつまでも譜読みが出来るようにな
らないから書き込みたくないって先生も多いです。
でもいざ書き込ませてみたら考え込んでしまってスラスラ書けなくて、びっくり
がっかりしたって先生もいました。
その様子を見てまだ五線の楽譜の段階ではなかったと実感したとのこと。
音名を書き込んで弾けない、それでは指番号を書き込んだら・・・・と少しずつ
工夫が見えてきます。
このようにどのような段階の楽譜を使えば今よりもつっかえ弾きが少なくなるの
か観察することも対処法のひとつです。
生徒の適している段階の楽譜が分かったら今度はどのような段階を踏んで楽譜選
びをしたらよいかとなってきます。

このように考えてみると先生の工夫次第でつっかえ弾きは少なくなってくるとい
うことなんです。


それでも生徒によっては、導入期から丁寧に段階を踏んだ楽譜を使い、こちら側
が丁寧に指導していてもつっかえ弾きがくせになってしまう生徒もいます。
この場合こそ生徒自身の気持ちの持ち方が問題となってくるのだと思います。
生徒の集中を引き出す声掛け等々ですね。
例えば自分の弾きたい曲は集中して弾くけれど、気持ちの乗らない曲は注意散漫。
間違えようのない曲を間違えてしまう生徒には「間違えないで弾けるまで弾くよ。」
と声掛けで「先生、本当に間違えないで弾けるまで弾かせるよね。」と集中力が
高まります。
また生徒が一番弾きたい曲を最後に持ってきて、「最初に指練習の本を弾くよ。
次はこの本の弾ける曲を弾いてから宿題の曲。そして最後にこの曲ね。最後の曲
を弾く時間がなくならないようにどんどん進めていくよ。」このような声掛けで
生徒は頭の中で弾く順番を考え「ずっと弾き間違えしていたら自分の弾きたい曲
の弾く時間がなくなる」って分かってきます。

また今現在弾いている教則本に気が乗らない場合もあります。
それでも私の場合は次につながる教則本として最後まで弾かせたいという気持ち
があります。そんな時は次の教則本を見せて「この教則本が終わったら次はこの
教則本ね。」の声掛けで、気が乗らなくだらだらと進めていたのが、次の教則本
に入りたいと目的を持って次々に進むようになることもありました。
どの場合も生徒の意識が変わることによって解決する問題です。


また生徒は様々。どうしても注意散漫になってしまう生徒もいます。
そんな時は生徒の意識する力がつくまで(成長する・発達するまで)意識する力
を促しながら見守るって場合もあります。
それは進みが早い生徒ゆっくりな生徒に限らずです。


つっかえ弾きの原因は様々。
でも大切なのは生徒のやる気を引き出す声掛けではなく、段階を追った楽譜を使
う事で解決する場合もあるってこと。

郵送の勉強会「変わった楽譜の勉強会」で段階を追った丁寧な楽譜選びの紹介を
しています。4月から再開の予定です。
指番号を書いてはみたけど次はどうしたらいいか・・・と悩んでいる先生、よか
ったらご参加ください。


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