2013年02月06日

はじめての強弱

はじめての強弱

私のレッスンで強弱を付けて弾くようになるのは5冊目の教則本から。

5冊目の教則本とはバーナムミニブック・初めてのギロック・ビーニー動物園の
3冊のこと。

バーナムミニブックでは強弱はつけていませんが、初めてのギロックとビーニー
動物園ではいよいよ強弱を付けて弾く事が始まります。

5冊目以前では強弱はやらないことがほとんど。付けたとしても「体験しておこ
うね。」とちょっと私も気軽な気持ちで教えています。

はじめての強弱、私の教え方はこんな感じです。
写真のように○を書いて強弱のイメージを大きさで表わします。
こういう説明は生徒にとってとっても分かりやすい!

強弱.JPG

「最初はピアノのマークが入っているよね。どんな風に弾くかな。」
「小さく弾く。」とか「弱く弾く」とか。
「次はフォルテのマークがあるからどんな風に弾くかな。」
「大きく弾く。」
「じゃあ、(小さい○を書きながら)最初はこの位で弾くとしたら次はこの位の
 大きさかな。」

「クレッシェンドはだんだん大きくだから・・・」と三角の図形を書いて、その
後についているフォルテは大きな○で。

こんな風に大きさで強弱を表すと生徒にとってとっても分かりやすいのです。

5冊目の教則本で私が生徒に出来るようになってほしいことは、小さく弾いたり
大きく弾いたりを出来るようになってほしいということ。
強弱を○を書いてイメージしたら
「今度は先生と一緒に弾きながら小さく弾いたり大きく弾いたり考えながら弾い
てみよう。考えながら弾けるようにゆっくり弾くよ。」

生徒にとって音を調節しながら弾く初めての体験です。
譜例のように2段に渡って強弱を付ける事が多い5冊目の教則本。
生徒にとってとっても集中する作業です。

音を調節することに慣れてきたらお決まりの
「何回練習しておこうか?」です。
「3回」とか「2回」とか。

自分で決めた回数だけ強弱をつけて集中して弾く生徒。
弾き終わった後「疲れたー」と一言。

嬉しくなってしまう「疲れたー」です。


フォルテやピアノの記号を見て強弱をつけるのはもっと上級者。
私が強弱をつけて弾き始める生徒に求めているのは、そういうことではなくて、
歌詞のイメージから「大きく弾くと歌詞の感じが出るよね。」こんな声かけで
強弱を付けると色々表現出来るんだよってことを伝えたい。
まずは大きく弾くってこんな風に指を動かすと大きくなるんだ。小さくなるんだ。
そういうことを知ることから。
そしてたくさん弾くレッスンで同じ曲を何回も強弱を付けて弾く。
そういうことをやりたいのが5冊目の教則本。
なので曲自体は4冊目の教則本とそう変わらないレベル。
だから強弱まで生徒も気が回るのです。

なにより小さく弾いたり大きく弾いたりするのが楽しそう。
新しい一歩が始まったなって私もとっても嬉しいのです。
posted by aorui at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 強弱の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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