2008年06月29日

バーナムピアノテクニック・ミニブックのこんな使い方お勧めします。その2

今回はバーナムピアノテクニック・ミニブックのこんな使い方お勧めします。その2です。
前回とは全く違う視点からのお勧めする使い方です。

私のレッスンではバスティンピアノパーティーシリーズをメインに使っているのですが、
バスティンシリーズはポジションで曲を弾けるようにしていきます。

パーティーAから始まって4冊目のピアノレベル1までずっとポジションの曲です。


ポジションの曲の良さはすごく分かっているのだけど、いつまでポジションの曲なの?っていう不安と、ピアノの曲集とテクニック(指練習)の本が、同時にポジシン以外の音を含む曲に移行したら生徒はついていけるのかなっていう疑問(不安)があって・・・。


そんな時に出会ったのが、バーナムピアノテクニック・ミニブックです。

前回書いた通り、拍子と拍の導入で使うのはもちろんのこと、
ポジション以外の曲を弾けるようにするための導入本として使っています。


使い始めるのは、バスティンピアノパーティーCの後です。

バーナムピアノテクニック・ミニブック(全音)
はじめてのギロック(全音)
ビー二−動物園(全音)
の3冊をバスティンピアノパーティーCの後に使っています。

この3冊はどれも使い易いです。
はじめてのギロックとビー二−動物園は、生徒が今の時点で弾ける曲だけを弾くのですが、
どれも生徒好みの曲です。そして、この時期に生徒に弾かせるのがベストな2冊です。
また改めて後でこの2冊については書きたいと思います。


バーナムピアノテクニック・ミニブック

音が少なく、真ん中Cポジションの曲を中心に進んでいく。
すごく簡単なんだけど、学ぶ要素はいっぱい。

この時期の私のレッスンは、ピアノ曲集はポジションの曲。
テクニック(指練習)はバーナムピアノテクニック・ミニブックを使って、
ポジション以外の曲を体験・導入していくやり方です。


ミニブックのグループ3からポジション以外の音が出て来ます。

・ドからその上のドまで指を広げて弾く曲。
・指くぐり1231(ドレミファ)の曲
・右手左手を交差して右手より高い音を弾く曲。
・同じ音を違う指で弾く(ドドレレ/1212)曲。
・半音階の曲。などです。

こうやって挙げてみるとこれから身に付けたい要素がいっぱいです。
しかも、ミニブックだから簡単で弾きやすい!

半音階を弾く時はこんなプリントをやると更に弾き易いです。

15burogu.JPG

上の段でシャープとフラットの位置を確認して、
下の段で♯ドと♭レは場所が同じだよ。って確認して、
更にその上で練習してから実際ピアノで弾いています。
どの鍵盤を弾くか、どの指番号で弾くか生徒と二人でよく確認です。
音が出ない分、良く理解出来るようです。


ミニブック、ポジション以外の曲を弾く体験・導入にはぴったりな気がしませんか。

生徒は音が少なく短いので、難しいことをやっているという感じではないですね。
「さあ!今日からポジション以外の曲にはいるよ。」みたいな、がんばるぞ!って感じではなくて
「簡単なのに気が付いたらポジション以外の曲も弾けちゃったね。」って感じです。


他の先生友達に、初めてピアノを習う生徒ではなくて、ポジションの曲をある程度弾ける生徒にポジション以外の曲の導入に使うといいよ。なんて話すと「本当!良く見ると導入で使える要素がいっぱい」なんて新しい発見をしてくれます。


そして更に、ひとつひとつの曲が簡単なので、
レガート・符点・符点スタッカート・スタッカートなど出来るリズム練習はみんなしています。

この先難しい曲を弾くようになった時、ここは符点で練習ね。次はスタッカート。などビシバシ練習したいですよね。
リズム練習が苦に感じないように、やはりここでリズム練習の体験・導入と考えて弾くようにしています。

生徒にとってこのリズム練習も苦ではなく楽しいみたいです。
バーナムピアノテクニック・ミニブックとてもお勧めな良い本です。


ミニブック修了後のテクニックの本ですが、
次からはバーナムではなくてピアノスポーツ(全音)を使っています。
こちらの方が更に進みがゆっくりなので、私と私の生徒には使い易いです。

みなさん、ミニブックよかったらこんな使い方で使ってみて下さい♪

次回は ポジションの曲について最近思う事 を書きたいと思います。

2008年06月16日

バーナムピアノテクニック・ミニブックのこんな使い方お勧めします。

今日はバーナムピアノテクニック・ミニブックのこんな使い方お勧めします。です。

全音から出版されているバーナムピアノテクニック・ミニブック、簡単でピアノを習い初めの生徒にも使えそうですが、私はあえてバスティンピアノパーティーCのあとに使っています。

「なんでこの時期にミニブックなんですか?」と聞かれることもありますが、理由を説明すると、
「なるほどね。私も使ってみます。」って言われる先生もいます。


理由はいくつかあるのですが・・・

拍子と拍の説明をミニブックを使ってやっています。
パーティーCで拍子と拍の事が出て来るのですが、
私の生徒は五線の音符を読むことで精一杯なんです。
だから、思いきってパーティーCは五線の音符を読む事に専念することにしました。
他の事は一切教えません。教えたって生徒に余裕がないのですから身に入らないんですけど・・・。

ミニブックって音符も少なく簡単です。
生徒も「先生、かんたんだね。」なんて言ってスラスラ音符を読んで、簡単に弾いてしまいます。
きっとこういう風に生徒に余裕がある時、新しい事を説明しても嫌がらずに聞いて、理解してくれるんでしょうね。

まず、こんなプリントをやっています。

14burogu-rinngo si-ru.JPG

リンゴシールを貼るプリント

リンゴシールもオリジナルです。自分で作りました。
「4分音符はリンゴ1個。だから1拍ね。」
「次は2分音符、何個だとおもう?2分だから」「2こ!」
「次は付点2分音符」「3個」
のように全音符、符点4分音符、八分音符、八分音符2つ。と続いていきます。

ミニブックをやる前はどうにやって拍を数えているかというと・・・。

10年位前にバスティンの勉強会に行った事があって、
そこで4分音符はしーぶん。
2分音符はにーぶーおんぷ。
符点2分音符はふてーんにーぶーおんぷ。・・・。とやっていたのでその数え方で数えています。

この数え方、何がいいかというと。
生徒がこの数え方で、うたを歌うように歌って弾いてくれる。
おまけに拍を伸ばすタイミングもぴったり。
余計な説明なしで、正確な拍の長さが自然に身に付いてしまう。

この余計な説明が理解出来るのはいつ頃なのでしょうか。
例えば、実際のリンゴを2つに切って、これが8分音符2つね。
合わせると1つだから4分音符と同じだね。っていう
説明は多分1・2年生位で分かるのかな。
でも、実物のリンゴがなくて、頭で想像してね。って説明したときに理解出来るかっていうと難しい。
「半分に切ったって2つでしょ。どうしてリンゴ1つなの。半分に切ったのが2つあるから、リンゴは2つ!」なんて事になってしまう。

難しい曲が弾けてしまう能力と、理論的なことを理解する能力って一致していないように感じること、たまにあります。
ちょっと話が難しくなってしまいました。
なので、バーナムミニブックに入って、私の教室では、晴れてしーぶんは1拍なのです。


そして、リズム足し算プリントです。1〜4まで作りました。(オリジナルです。)

14burogu-rizumutasizann.JPG

こういうの生徒は大好きですね。
初めはリンゴシールを貼ったプリントを見ながらやります。
だんだん慣れてくると見なくても出来るようになります。
プリントなので同じプリントを出来るまで繰り返し出来るのがいいですね。

この後、拍子を見て小節線を書き込むプリントもあるのですが、
長くなるのでまたの機会にします。

そしてようやく拍子と拍の説明です。
バーナムミニブックを机の上に広げて・・・。
拍子の説明から。
「これはね。4分の4拍子って言うんだよ。」
「4と4。同じ数字が書いてあるでしょ。でもそれぞれ意味が違うの。」
「下はね4分音符の4。上はその4分音符が1つの部屋に4つずつ入っているよ。って言う4なの。」
「じゃあ、調べてみるよ。」

初めの小節は4分音符2つと2分音符1つです。
「4分音符が2つあるから1・2ね。」
「2分音符はリンゴ何個?」「2こ」
「じゃあ、2はくね。3・4で2拍伸ばしてね。」
と音符の下に1・2・3・4と拍を書いていきます。

2分音符が2つある小節は
「2分音符は2拍伸ばすから、初めの2分音符は1・2で次の2分音符は3・4で2拍伸ばしてね。」です。

このような説明でみんな理解してくれます。
そしてどの生徒もみごとにしーぶんから4分音符1拍に移行してくれます。

別にリンゴの説明なくてもって思いますが、実はリンゴがあった方が分かりやすいみたいなんですよ。
生徒って面白いですよね。

次回はバーナムピアノテクニック・ミニブックのこんな使い方お勧めします。その2です。
今回とは全く違う視点からのお勧めする使い方です。
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