2014年12月12日

16分音符らしく弾く

お知らせ
「変わった楽譜」の勉強会の資料を追加しました。詳しくはコチラ
「新しいポジションの勉強会」の資料を追加しました。詳しくはコチラ


教則本を6冊目7冊目と進めてきた生徒たち。
リズムも16分音符が出てくるようになりました。
「さて、どうやって教えていこうか。」
いざ生徒と16分音符の入っている新しい曲を眺めると、四分音符1つの中に4
つ入る音符だよと教えても「うん」と答えるだけ頭の中でとりあえず分かるだけ
それ止まりだなって思ってしまいます。

5・6年生の生徒にとって、実際に四分音符、八分音符、16分音符を拍の中に
きちんと入れて弾いていくのは生徒にとって難しいのです。
例えばアラベスクは最初からメロディーを知っている生徒も多くて、最初からそ
れらしく弾いてしまいます。
紡ぎ歌は聴いたことがある程度。なので8分音符を1拍にして説明すると生徒に
も分かりやすく拍の中に正しく音を入れて弾く事が出来ます。

私のレッスンでは合格した曲も弾きつづけるレッスンです。
アラベスクを合格して紡ぎ歌を合格して新しい曲を弾いている生徒は、新しい曲
の前にアラベスクと紡ぎ歌を弾いてから。
導入期の頃から弾きつづけるレッスンなので、指もしっかりしていて早く動く指
に育っています。アラベスクも紡ぎ歌もテンポも良くいつでも人に聴かせられる
そんな仕上がり。
新しい曲はリオのカーニバル。
こちらも16分音符がメインの曲。今までに聴いたことがなく全くの初めての曲
です。最初がタタンタ(16分・8分・16分)で始まるリズムなので私の方が
説明に戸惑ってしまいました。8分音符を1拍として弾いてみようでは弾けない
からです。

そんな時に気が付いたのがアラベスクも紡ぎ歌もリオのカーニバルも4分の2拍
子ということ。「アラベスクも紡ぎ歌も4分の2拍子だよ。1拍の中に16分音
符が4つ入るよ。それを感じてアラベスク弾いてみよう。」と私が拍子をとりな
がら弾く事に。もう良いテンポで弾けている曲ですから私の拍子に合わせて楽し
そうに16分音符が入ってきます。紡ぎ歌でも同じように。
生徒は16分音符を指で理解してリオのカーニバルへ。
「このタタンタが1拍なの。」「そういうことか。」と私の叩く1拍にタタンタ
を上手に入れて先を見ていく生徒。これで16分音符は大丈夫そうです。

私にとっても達成感のある時間となりました。
「16分音符は1拍の中に4つはいるよ」「うん」頭の中で分かっても実際にそ
れを感じて弾くのは難しいと思っていました。
でもこのように合格した曲を通して16分音符を教えていくと指で分かって感じ
て理解できると実感しました。
5・6年生の生徒たちは弾くだけで40分のレッスンが終わってしまいます。
リズムや強弱・曲想もわざわざ机で手作りのプリントを使ってではなくて、曲の
中で楽譜の中での説明になってきます。そういう状況でどのように分かりやすく
指で表現しやすく教えていくか。今回は同じような曲が続いたことが16分音符
の理解につながりました。
ある程度弾ける生徒だって曲選びは大切。
現在同じような進み具合の生徒が5・6人います。
自信をもって16分音符が教えられそうです。


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2012年06月13日

先生たちと連弾を実践。

最近書いたコチラの記事。
「3.4歳〜」の勉強会に参加された先生と実践しました。

生徒にぴったりの教則本選びで悩んでいる先生に「うたとピアノの絵本」をお薦
め。その時に連弾も絶対やって下さいね。とすでに「うたとピアノの絵本」を使
っていらっしゃる先生と連弾を披露したのです。

「お薦めは何回も続けて連弾する事なんです。」
「先生が弾く部分難しのですね。」
「私、自分が弾くのが精いっぱいで、生徒が弾くのを聴く余裕が・・・」
「私もそうなりそう。」
「前奏を弾いている時にさんハイ!って言うのが難しくありません?」

連弾を弾いた私ともう一人の先生以外は「うたとピアノの絵本」の連弾は初だっ
たらしく盛り上がってしまいました。
そして前奏を弾きながら上手に「さんハイ!」が言えない私にみんな大笑い。
あの日、勉強会が終わってからレッスンで連弾をして気が付いたのですが、
「さんハイ!」ではなくて「ハイ!」の掛け声で生徒は弾き出していました(笑)


そして先生との連弾では「何度も繰り返して連弾する事が良いんです。」と力説
先生の前奏や間奏に合わせて、生徒が頭を振って拍を取ってると説明。
詳しくはコチラ

「どうして拍が取れるのでしょうか。生徒が先生の弾く音を聴いているからでし
ょうか」

そうじゃないな。って思いました。
連弾をしているのは導入期の1・2年の小さい生徒たち。
先生のピアノの弾く音を良く聴こうね。こんな風にレッスンしている訳ではない
のです。

きっと私がきちんと拍を刻みながら弾くのを体で受け止めているからなのだと思
うのです。
先生の正しい拍の刻みに合わせて頭で拍を楽しそうに取っていく生徒たち。
前奏が終わって自分が弾いている時は、もしかしたら弾く事にまた音名を言いな
がら弾く事に一生懸命で拍を取る余裕がないのかもしれません。
でも間奏に入るとまた頭を振って拍を取り始める。
そうなのです。自分が弾いている時には余裕がない。でも前奏や間奏の時には、
先生の拍の刻みに合わせて生徒も拍を刻む余裕がある!
それが分かると前奏や間奏、後奏を弾く意味が出てきます。
生徒がどのようにしたら正しい拍を刻む事ができるのか。
わざわざソルフェージュとして改めてやらなくてもこのように弾く作業の中で拍
を刻む練習が出来るのだなって思いました。

もちろん最初から出来るわけではないのです。
だから同じ曲を5回10回続けて連弾するのです。
生徒も先生の弾くメロディーがどんなのかようやく分かって・・・それから頭で
拍を取り始めるのですから。

きっとこれは拍を刻む導入(初めの一歩)なのかもしれません。
でも頭の中で難しく考えさせるのではなく、楽しく体で感じ取る小さい生徒にと
って無理のない方法だなって思います。


よかったらレッスンで取り入れてみて下さい。



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2012年02月04日

リズムの指導法

導入期のリズムの指導法みなさんどのようににやっていますか。

私はそんなに熱心に躍起になって取り組んではいない方。
ゆるい感じの教え方かもしれません。

なぜかというと、教則本の曲のリズムがそんなに難しくないからです。
私が使っている導入期の教則本1冊目から7冊目まで、四分音符と八分音符、
2分音符、付点2分音符、全音符のリズム。
そして、重要なのが、リズムカードほど複雑なリズムの並びではないという事。

メロディー(1つのスラーの中)はほとんど四分音符と八分音符で、最後に2分
音符などの長いリズムで締めくくられます。
そう思ってからは、正しいリズムで叩けるようになるまでリズムカードをやらな
くちゃ。という考えからは解放されたように感じます。


それでも最初はリズムカードから。
私は2種類のリズムカードを使っています。
「これはしーぶんね。しーぶんって言いながら叩くよ。しーぶん。」
と音符を紹介して叩き方を説明するやさしいリズムカード。

やさしいリズムカード-1-640.JPG やさしいリズムカード-2-640.JPG

「リズムが叩けるようになってきたから、もっと長いカード叩いてみようか。」
とリズムがいくつも書いてある発展したリズムカードです。

リズムカード-1-640.JPG リズムカード-2-640.JPG


どちらのカードもテンポ良く、拍に合わせて、そういった目的ではなく、
リズムを一人で目で追う事が出来ているか。また一人でも叩けるかチャレンジし
、その様子を見守ったり・・・そういう事を大切にしています。

そして実際の曲で、リズムを守りながら弾く際には、正しく叩けるようになって
から曲を弾くというよりは、リズムを一緒に読んでから弾くという取り組み方で
す。「しーぶん、しーぶん、に−ぶーおんぷ・・・」「今度は読みながら指も動
かしていこうね。」このような声かけ。
そしてシールを使って何度も練習です。
そして、レッスンの中で一番大切にしているのが、「一人でも出来そう。先生、
黙って聞いているから一人でリズムを言いながらひいてごらん。」この声かけ。
または、リズムを声に出すのが苦手な生徒には「先生黙って聞いているから、頭
の中でリズムを言いながら弾いてごらん」です。
この作業がとっても大切。
そして「一人で正しいリズムで弾けているね。」の声かけです。

この「一人で弾けそう。先生聴いているから・・・」の作業を1冊目の教則本か
ら7、8冊目の教則本まで、ずっと繰り返しています。
「しーぶん、しーぶん、にーぶーおんぷ」の生徒も、しーぶんから1拍へ切り替
わって、拍子を数えながら弾いている生徒もです。

「いつになったら最初から一人で正しいリズムで弾けるのだろう。」
そういう風にはあまり考えたことがありません。

この方法が私にも生徒にも無理がなくていいなって思っています。


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2011年10月03日

正しいリズムで弾かせる工夫した声かけ。

正しいリズムで弾かせるのって難しい。
リズムを無視して全部四分音符で弾いてしまう生徒に対して、
「これは八分音符だよね。四分音符の半分、だから1拍の中に2つ入るんだよ」
毎回同じ説明を繰り返すレッスン。
なんだか進歩がないなぁって思います。

最近ちょっと成功している声かけがあります。
「えーこんなので上手くいくんだ。」って思ってしまうような声かけですが紹介
しますね。

私のレッスンでは2冊目の教則本までプレリーディングの楽譜です。
3冊目から五線の楽譜。
そしてリズムは四冊目の教則本まで四分音符は「しーぶん」の数え方。
歌詞を歌うように「しーぶん・しーぶんにーぶーおんぷ」と言いながら正しいリ
ズムで弾いていきます。
なのでその段階の生徒は「次はリズムを言いながら弾いてみようね。」の声かけ
で一緒にリズムを言いながら弾きます。



問題は四分音符が1拍になった生徒たち。
例えばこんな楽譜。

CIMG8234.JPG

最初から八分音符2つを四分音符の中に2つ入れて弾けないので、全部四分音符
で弾いてくれます。

CIMG8230.JPG

そんな生徒たちに「ねえ、この楽譜の中に速く弾く所があるよね。どこかな。」
「こことここ」生徒が八分音符をさします。

CIMG8231.JPG

「今度はその部分速く弾いてみよう。」

これで上手くいくのです!
ちゃんと1拍の中に2つ入れる速さで弾いてくれるのです。



例えば二分音符もそう。

CIMG8233.JPG CIMG8232.JPG

「伸ばして弾くところあるよね。どこかな。」
「今度はその部分伸ばして弾いてみよう。」
これで大体の生徒が二分音符ぶん伸ばして弾けます。

「速く弾くところあるよね。」で八分音符をすごく速く弾いたり、「伸ばして弾
くところあるよね。」で二分音符をすごく伸ばしたりはしないのですよね。
ちゃんと体の中に拍子感があるのだなって改めて感じました。

「速く弾くところはここ。」と自分で発見して自分で1拍の中に2つ入れる事が
出来るようになった生徒たち。
生徒が自分で考えて弾けるようになってる所がとってもいいなって思います。
そんな生徒たちに今度は初見で弾く時にこんな声かけ。
「最初からリズムに気を付けて弾いてみようか。」

更には私が特に声かけしなくても最初から正しいリズムで弾ける生徒もちらほら。
「すごいね。最初から正しいリズムで弾けてたよ。」こんな声かけが生徒はとっ
ても嬉しいのです。

こんな声かけでリズムの指導が上手くいくようになって、最近では3冊目・4冊
目の生徒にもするようなりました。
導入期の生徒たちにも自主性が出てきて、教え込むレッスンから生徒が考えて表
現するレッスンになってきた感じがします。

私はあまり家での練習のことを熱心に言うことはしていませんが、、自分で正し
く弾けたって実感の積み重ねが、家での練習での充実につながるのかなとも思い
ます。
実際家で一人で練習している際に「これで合っているのかな。」って思いながら
練習している生徒が多いのでは。と想像します。
レッスンで「ひとりで正しいリズムで弾けたね。」「ひとりで音を間違えずに弾
けたね。」といちいち褒めてあげることが、「自分がやってることは間違ってな
いかも。」と自信につながるのかなって思います。
それが家での練習の「これで合っているのかな」から「これで合ってると思う」
になっていくのではと思います。


最後に、付点四分音符+八分音符が弾けない大きい生徒に対しての声かけ。
八分音符を指して「ねえねえ、これは四分音符よりも長く弾くのかな。短く弾くのかな。」と質問。
「長く弾く。」「じゃあ今度は長く弾いてごらん。」これで付点四分音符+八分音符のリズムが正しく弾けますよ。

この声かけで上手くいくのは私の生徒だけかなぁ。
よかったらレッスンで試してみて下さい。



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2009年02月13日

長い期間に渡って教えていくリズムのこと。つづき。

長い期間に渡って教えていくリズムのこと。小物やお菓子の報告がしたくて、つ
づきが遅くなってしまいました。

今回はつづき。しっかり書きます。(前回の長い期間に渡って・・・はコチラ

では本文。
「バーナムミニブック」をやりながらしーぶんから4分音符は1拍。に切り替え
ていくレッスン。八分音符2つをマルで囲んで、2つで1拍ね。この2分音符は
何拍目?「3拍目」じゃあ、3.4で2拍数えてね。と拍子を確認してから生徒
とやっていくレッスン。簡単に説明して「分ったでしょ。」とやらないであたら
しい曲に入る度に丁寧に確認したり、教えたり。


手作りプリントも充実しています。
拍の長さの確認はまずはリンゴシールで。「4分音符はリンゴ1個ね。」「2分
音符はリンゴ何個かな?」とリンゴシール(こちらも手作り)を貼っていきます

burogu63.JPG


そしてリズム足し算プリントへ。
4分音符+4分音符=
「4分音符はリンゴ何個?」「1個」「じゃあ1+1だから・・・」「2だ!」
と進んでいきます。

burogu63-1.JPG


そして今度は小節線を弾くプリントへ。
バーナムミニブックを広げて小節線を指して「拍子を見て自分で小節線を弾くプ
リントだよ」「何分の何拍子?」「4分の4拍子」「じゃあ4分音符が1小節に
4つだね。」「先生、ここに線かな」「そうだね」なんてやっています。

burogu63-2.JPG


そして最後に拍子を書くプリント。
拍子が空欄になっていて小節の中の音符を見て拍子を記入するプリントです。

burogu63-3.JPG


このように色々なプリントをやって頭の中でも理解を深めていきます。
子供たちはこういうプリントが大好きなのです。


実際に弾く方はというと、だんだん初見からリズムが正確に弾けるようになる生
徒もいればそうでない生徒も。やはりネックは譜読みです。特にピアノレベル1
はFポジション・Gポジションの曲の譜読みが慣れていないので難しい。なかな
かCポジションのようにはいきません。まず、丁寧に譜読みして。音が正確に弾
けるようになったらようやくリズムです。繰り返し丁寧にやっています。

そして次の悩みは「いつまで丁寧に教えていくか。」ということ。1人で考えて
正確なリズムで弾けるようになってほしい。って思うのですが、1人では正確な
リズムが弾けません。

でもピアノレベル1の後に弾く「タレントピアノ指導曲集」からは思いきって、
親切に教えないこ事にしました。「拍子は?」「4分の3拍子」「じゃあ、12
3と刻んでいくから音を入れてごらん」とこんな調子です。前は「4分音符3つ
だからこう弾くよ」と手で拍子をたたきながら、ドレミを歌ってあげてました。
(1人で出来ない所は。)でもグッと我慢です。「ここは八分音符だから1拍の
中にどんな風に入るかな。拍子をたたくから入れてごらん」自分で考えて弾かせ
ます。そんなに難しいリズムはないので、だんだん出来るようになります。
生徒が1人で正確なリズムが弾けるようになるってすごく嬉しい事です。
「みんなそうやって出来るようになっていくんだね。」って胸いっぱいやら安堵
やら。

私のレッスンでは本当に長い期間に渡ってになってしまいます。
習い始めてから8年目、6年目、5年目の生徒たちです。
決して生徒に教え込ませず、生徒も無理をせず、私もあせらずやっているからで
しょうか。私の教室ではこれでいいみたい。生徒が正確なリズムで弾けなくて不
安に思っている(悩んでいる)先生、こんなゆっくりな方法でよかったら是非参
考にしてみて下さい。


次回は生徒が少しがんばれば出来そうな曲を見つける・ポジション編で紹介した
マーガレット・ゴードン「おさるのお話 全音」からポジションで弾ける曲名と
生徒が少しがんばれば弾ける時期の紹介。

体に染み込んでいる強弱の感覚。
生徒が少しがんばれば出来そうな曲を見つける・ワンステップ上級編。
生徒が積極的に難しい曲に挑戦してレパートリーを広げるきっかけを作る。
タレントピアノ指導曲集をレッスンで使う。
に続きます。


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2009年01月10日

長い期間に渡って教えていくリズムのこと。

前回リズムの事を少し書きました。
そうです、別の先生の所から移ってきた中・高校生が正確なリズムで弾くことが
出来ていなかったって話しです。
難しいリズムではありません。基本的な4分音符・2分音符・8分音符で構成さ
れている曲のリズムです。


ピアノを教え始めたばかりの私にとってびっくりでした。


その頃、小さい生徒も何人かいて、リズムの教え方にちょうど試行錯誤したり悩
んだりという時期で・・・。
何を悩んでいたかというと、小さい生徒に「4分音符は1拍ね。2分音符は2拍
。8分音符は4分音符の中に2つ入るよ。」なんて説明したってまるでチンプン
カンプンな顔をしているのです。

どうやってリズムを教えたらいいのか。
今の時期にこの説明が正しいのか。

私が悩んでいる時にこの中・高校生たちに出会って、妙に納得してしまって。
小さい時に無理に教え込んでも、中・高校生になってこれではしょうがないな。
って。やっぱり中・高校生にもなれば先生が手取り足取りではなく、自立して好
きな曲を勝手に弾くぐらいの事はやってほしい。


その頃、小さい生徒のリズムで試行錯誤していたのが、バスティンの講習会でや
っていたリズムの数え方です。
 
 4分音符 しーぶん
 2分音符 にーぶーおんぷ
 符点2分音符 ふてーんにーぶーおんぷ
 全音符 ぜーんおんぷのーばーそ
 8分音符 ティッティ

しーぶんやにーぶーおんぷを声に出しながらリズムを叩きます。弾く時は、まず
リズムは気にしないで正確な音を弾けるようにしてから、今度はリズムを言いな
がら弾く練習です。
こうやって難しい説明は無しで楽しくリズムの導入が出来るようになりました。

もちろん、ただ楽しいだけではありません。しーぶんやにーぶーおんぷを声に出
して言う事によって拍の長さを正確に刻む事が出来ます。長さのタイミングがピ
ッタリなんです。体に長さのタイミングを染み込ませてしまうといった感じです
小さい生徒たちにはこの方法がピッタリだと思いレッスンに定着しました。



そして、次の悩みです。
いつまでこの数え方でやっていくのか。
3・4年生から始めた生徒たちはこのリズムの数え方から始めるのか。です。

決して出来る生徒のレベルに合わせない。出来ない生徒もみんな引っ張り上げて
その生徒にあった充実したレッスンをする。を目標に日々レッスンしているので
すが、皆の様子を見ると、やっぱりどの生徒も五線の譜読みが難しいんです。

プレリーディングの教則本を2冊やってから、五線の楽譜に入るのですが、生徒
たちは五線の楽譜に四苦八苦。はっきりいってこの時期に「4分音符は1拍ね。
2分音符は2拍。8分音符は4分音符の中に2つ入るよ。」なんて説明しても生
徒の頭の中に入る余裕はない。結局、譜読みの段階で四苦八苦している訳だから
弾くのもたどたどしい。たどたどしいのにリズムまでは無理です。

私のレッスンではプレリーディングの「バスティンピアノパーティーA・B」の
あと「うたとピアノの絵本/みぎて・ひだりて」を弾いてから「パーティーC」
に入っています。(うたとピアノの絵本/みぎて・ひだりて 詳しくはコチラ
この3冊で五線の譜読みに慣れようね。譜読みに集中です。
私も焦らず、生徒も焦らず、じっくり譜読みの練習が出来るようになりました。

そして、「パーティーC」のあとの指練習の本「バーナム・ミニブック」この本
から「4分音符は1拍ね。」に切り替えます。この本は簡単なので譜読みの問題
はまったくないんです。生徒もすごーく余裕があります。
楽しいプリントもシールも作りました。生徒も楽しそう。
(バーナム・ミニブックと楽しいプリント 詳しくはコチラ
「しーぶんから4分音符は1拍」の切り替えはこの時期でいいみたい。この時期
の生徒たちは学年でいうと早い生徒は3年生、大体3・4・5年生です。でも年
齢や学年は関係なくどの生徒も基本はこの時期で決まりです。

習い始めてから何年も経ってからです。でもこの時期でいいようです。誰からも
文句や不満は出ません。親からも、もちろん生徒からも。こうやって教則本に書
いてあるからといって、あれもこれも欲張って教えないのも手です。自分の生徒
の様子を見て先生が適切だと思った時期に新しい事を教えるっていうのがいいよ
うです。もし、教則本の進みが早すぎるなら、同じレベルの曲集を間に挟むのが
お薦めです。

3・4年生からピアノを始めた生徒たち「この位は出来るかな。」って割と過大
評価されがちです。それで失敗したこと私もあります。その失敗って何年か経っ
て気が付くんですよ。始めた当初は分からない。3・4年生からピアノを始めた
生徒のレッスンのお薦めは、とにかくたくさんの曲を弾く事。あと、出来るよね
って決めつけないで、「これは出来るのかな。」って1つ1つ丁寧にチェックし
ていく。例えば、鍵盤の名前は分かるかな。とか。はっきりいって以外と出来な
い。リズムも「初めはしーぶんの数え方でやっておこう。これで数えればタイミ
ングがピッタリなんだよ。それでいっぱい曲を弾いて慣れたら1拍でやろう。」
なんて説明すると納得してくれる。でも「しーぶんを声に出して弾いてみよう」
はさすがに恥ずかしい。そんな時は「心の中で(頭の中で)数えながら弾いてみ
よう」とアドバイス。この時は私も声に出さない。そして正確に弾けていれば、
「頭の中でキチンと数える事が出来ているね。」とちゃんと誉める。初心者の3
・4年生のレッスンはこんな感じです。まずは簡単な曲をたーくさん弾いて指を
いっぱい動かすのがいいと思います。

長くなってしまいました。
「4分音符は1拍」に切り替えた後のレッスンのやり方と次の悩みは次回書きま
す。


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