2010年03月10日

教材研究をやってみる つづき。

教材研究をやってみる。つづき

1曲目から番号をふってポジション名を書き出したオルガンピアノ1(コチラ
出てくるポジションが多くて、それが原因で生徒が四苦八苦するだろうなって事
が分ってきました。

でも使いこなすにはどうしたらいいのだろう。

正直、別にオルガンピアノは使わなければいいじゃん。って事になってしまうの
だけど・・・きっと使っていらっしゃる先生いますよね。

上手に使いこなしていらっしゃるのかな。そんな先生には大きなお世話なのだけ
ど、たぶん四苦八苦している生徒の為に私なりの教材研究やってみます。


前回の
31と32はAポジション。

Aポジションはたったの2曲。
なんで31番目と32番目なんだろう???
順番は重要なのかな。


次にAポジションが出てくるのはいつなんだろう?って調べてみるとオルガンピ
アノ2のP8茶色のこびんとP38ママにんぎょうのこの2つだけ。

ちなみにP8茶色のこびんはAポジションではなくて、左手Dポジション・右手
Aポジション。

ここで新たな問題が・・・Dポジションってすごくやっかい。生徒の頭の中は基
本Cポジション。ドレミファソが12345の指使い。Dポジションはレミファ
ソラが12345。たぶん訳が分らなくなっちゃう。
もし「そうなのかな?」って先生が思うのは、先生は五線の動き(上行とか下行
とか順次進行とか1個抜かしとか)も見ているから無理なく弾けちゃうんです。
でも生徒はまだ無理。だって習い始めてまだ2冊目ですもん。
アルフレッドのレベル1BでもDポジション出てきますよね。
もしそこで生徒が四苦八苦していたとしたら・・・理由はこれでかもしれませんね。

こんな風に考えてみると分かりやすいかも。
例えばパソコンのキーボードがアイウエオって並んでいてこれを12345の指
を置いてブラインドタッチの練習。たくさん課題を練習してブラインドタッチも
スラスラ。
次のステップへ。次の課題はイウエオカに12345の指を置いて練習する課題
「え、さっきはアが1の指だったけど今度はイが1の指?ウは3だったけど今度
 は2の指???」
すぐに出来ませんよね。で、この問題2問だけでまたアイウエオに12345の
指を置いての課題だったら怒りますよね。
もしそれが先に分っていれば・・・飛ばしますか?飛ばしますよね。
これってまったくAポジションと同じ問題。
よかったら紙にアイウエオカって並べて書いてアイウエオに12345の指、イ
ウエオカに12345の指を置いて考えてみて下さい。分かりやすいと思います

生徒の頭の中の基本はCポジション。
他のポジションに比べてCポジションはとっても弾き易そう。
だからといって他のポジションを教えない訳にはいきません。
生徒に分かりやすく新しいポジションを教えるにはやっぱり工夫も必要。
教則本だけで進めるのではなくて色々工夫しながらのレッスンです。
この辺実は勉強会でもやっている事なんです。




話は戻って茶色のこびん。
楽譜を良く見ると、ドレミファソに指を置いても弾けそう。ならそっちで弾く方
が断然いい。生徒も右手のAポジションに専念出来ます。

結局の所Aポジションはオルガンピアノ1・2を合わせても4曲。
おまけに同じAポジションでも五線の高さが違っていたりして・・・
4曲ではせいぜいAポジションを体験しよう!っていったところ。Aポジション
を弾きこなすってところまではいきませんよね。
もう少し曲数があれば(例えば10曲以上)Aポジションを弾く意味が出てくる
のですが。

ここではAポジションは飛ばした方がいいのかな・・・
先生方の判断にまかせます。


ちなみに私のレッスンでAポジションの曲を弾くのは7冊目の教則本の後なんで
す。7冊目の教則本までプレリーディングでC・G・Fポジションを弾きこなし
五線の楽譜でC・G・Fポジションを弾きこなしてきた生徒たち。
複数のポジションを繰り返し繰り返し弾いてきたおかげで、指の下にある鍵盤の
音の並びや五線の譜読みや五線の音の並びが、いちいち考えなくても頭の中で整理されてきているみたい。
そんな時期になってようやく弾くAポジションです。
それも1曲。ポジションで弾ける素敵なAポジションの曲を私が1曲しか知らな
いのが原因なのですが。この辺はまだまだ勉強不足といったところです。
でも7冊目で弾く初めてのAポジションと1冊目で弾くAポジションでは訳が違
います。7冊目の生徒たちしっかり応用してくれます。「ラが1の指ね。」
初めてのポジションですが何回か弾くうちに分ってきた様子。
四苦八苦せずにAポジションを応用して弾く事が出来るのを見ると「あれもこれ
もと欲張らないでじっくり進めていけばいいんだよね。」って改めて思います。

オルガンピアノ1に出てくる他のポジションはオルガンピアノ2を見てどんな風
に進めたらいいか考えてみるのがお薦めです。
ポジションごとにまとめてやるのが生徒にとって一番分かりやすいと思います。
生徒にとってどうやったら楽に進めるか。に的をしぼっての教材研究です。


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2010年03月09日

教材研究をやってみる

もう3月。
2月はあまり更新が出来ませんでした・・・

子育てをしているママにとってもうすぐ新しい年度に入るこの時期はなんだか慌
ただしいのですね。
うちは下の子が保育園に入園するのにあたって色々な決断があり・・・
ママにとってどんな決断が正しいのか・・・助言を求める度に頭の中が混乱する
始末。でもなんとか4月に向けて気持ちも前に進んできました。

どの家庭もそれぞれ色々あって、兄弟がいれば兄弟ごとに色々あって、それでも
毎週ピアノのレッスンに通ってきます。自分がママになってようやく生徒のママ
の大変さも分ってきました。ちゃんと子育てしたいから大変なのですよ。


本題。

先日オルガンピアノ1を使っている先生からメールがありました。
教則本選びにはまだまだ試行錯誤している様子。

オルガンピアノ1巻。知ってはいるけどじっくり眺めた事のない教則本です。
早速、教材研究です。

私の教材研究のやり方は1曲1曲どんなポジションで弾くのか書き出してみる事
からです。書き出してみると色々な事が分ってきます。書き出しながらじっくり
眺めるので色々な事が分ってくるといった感じです。

 1 まんなかCポジション
 2 まんなかCポジション
 3 まんなかCポジション
 4 まんなかCポジション
 5 まんなかCポジション
 6 まんなかCポジション
 7 まんなかCポジション(ちらちらこゆき)
 8 まんなかCポジション
 9 まんなかCポジション(おるすばん)
10 まんなかCポジション
11 まんなかCポジション
12 まんなかCポジション(やまのおんがくたい)
13 まんなかCポジション
14 まんなかCポジション
15 まんなかCポジション(ほたる)
16 まんなかCポジション
17 まんなかCポジション
18 まんなかCポジション
19 まんなかCポジション
20 まんなかCポジション
21 まんなかCポジション(たいこ)

22 右Fポジ 左Cポジ(10人のインディアン)
23 右Fポジ 左Cポジ

24 真ん中Fポジション(ドナルドおじさん)
25 真ん中Fポジション

26 Cポジション(のりもの)
27 Cポジション
28 Cポジション(ピアノのおけいこ)
29 Cポジション(ふうりん)
30 Cポジション

31 Aポジション(おちば)
32 Aポジション

33 Cポジション(おどり)
34 Cポジション

35 Fポジション(たんぼのなかのいっけんや)
36 Fポジション

37 Cポジション(かざぐるま)
38 Cポジション

39 Dポジション(トロイカ)
40 Dポジション

41 Gポジション(ぶんぶんぶん)
42 Gポジション(ちょうちょう)
 
43 Cポジション(すずのへいたい)

44 右Eポジ 左Fポジ(おうま/連弾)


書き出してみました。
分かりやすいようにポジション事に色分け。

皆さん色分けしたのを見てどんな感想ですか。
私は生徒にとって初めての教則本なのに習うポジションが多いんだな。って思い
ました。

例えば

31と32はAポジション
2曲しかないんです。もう出てこない。
ここで2曲Aポジションを弾く理由はなんだろう?と考えてしまいます。

生徒はその前にCポジションを弾いているので、頭の中はすっかり1の指はド・
2の指はレ・3の指はミ・・・になっています。

そしてAポジション
上手に弾けるようにするために練習。
でも四苦八苦な生徒。理由は頭の中では指がCポジションだから。
ミの音符を読んで3の指が自然に動いてしまいます。でもAポジションだから3
はドの音。「え!ドは1の指の所だったよね???もう分んなーい!」
でもなんとかマルをもらうために練習。
やっとAポジションの2曲が弾けました。

次の曲は・・・・・33番Cポジション。
「先生、いじわるしてる訳じゃないよね。」生徒はこう言いたくなりますよね。


もう一度上の色分けを見てみると・・・
AポジションFポジションDポジションGポジション
新しいポジションが次々と・・・それも2曲だけ。
「先生、いじわるしてる訳じゃないよね。」


「いじわるしている訳じゃないけど、これじゃ四苦八苦も当たり前だよね。ごめ
 んね。もう一度どんな風に進めたらいいのか考えてみるね。」

どんな風に考えたらいいのかな。
次回もこの内容で書きます。