2011年09月12日

最初の教則本

みなさんは最初の教則本をどんな風に決めていますか?
年少さん・年中さん、1年生、3年生、年齢によって最初の教則本を変えていま
すか。

勉強会やメールのやりとりをしている先生から
「aoruiさんは年少さんも1年生も3年生も最初は同じ教則本なのですか。」
とよく質問されます。

私が最初に使っている教則本はバスティンピアノパーティーA。
最初の体験レッスンで黒い鍵盤の中から3つの黒い鍵盤を目で見つけられて、
グーで弾ければパーティーAに入れる判断です。
それが出来ない年少さんのレッスンはコチラで紹介しています。

とにかく最初はパーティーA。
バスティンが絶対という訳ではなくて、パーティーAの内容を段階を追って進め
て「出来てるね。」ってチェックしていく感じ。

初めてのレッスン、初めての先生、生徒も緊張しているしとっても慎重。
そんな生徒を観察していくレッスン。

最初はグーで弾く曲だからもちろん簡単。
1つめの曲は3角のカードを使ってどこの鍵盤をどっちの手で弾くのかを確認。

赤・青三角全体.JPG

楽譜の見方が分かったら、次の曲は一人で弾かせてみる。
要領よく最初の鍵盤を見つける生徒、まん中から3つの黒い鍵盤、2つの黒い鍵
盤と手を置きながら最初に弾く3つの黒い鍵盤を探す生徒。
弾き始めると右手のバトンタッチが出来なくて、そのまま左手で弾いてしまう生
徒。
この弾く様子は1・2年生の初めてのレッスンの様子を思い浮かべながら書いて
みました。
1・2年生でもこんな感じなのです。

こんな風に始まるレッスン。

黒い鍵盤を弾きながら音名カードを使って音名を読めるようにし、順番に並べら
れるようにしよう。
2つの黒い鍵盤の曲に入ったらリズムを教え始めよう。
ラシドの曲に入ったらフラッシュカードでラシドの鍵盤をスラスラ言えるように
しよう。

こんな風にパーティーAの内容を段階ごとに区切って次々と新しい事を教えてい
きます。

私にとっては音名はこの段階でリズムはこの段階で鍵盤の名前はこの段階でと教
える事が決まっているからレッスンに迷いがありません。


3・4年生ももちろんパーティーA。
段階ごとに新しいことを取り入れていくので、音名は大丈夫。リズムは大丈夫。
と確認していく感じ。
でも3・4年生とはいってもどの生徒も器用にこなしていく訳ではないのです。
ゆっくりな生徒・理解するまで時間がかかる生徒など色々。
そんな生徒とゆっくり向き合っていくのには丁度いい。
理解の早い生徒には「出来てるね。」と確認して次へ。理解の遅い生徒には「ピ
アノってみんなと競争しながらやる訳じゃないんだから、二人でじっくりやって
いこうね。」直接生徒に言う訳じゃないけど、こんな気持ちで向き合うようにし
ています。


最初の教則本は年齢や学年で決めるのではなくて、最初の教則本で何をしたいの
か目的が決まると譲れないものが出てくると思います。

私の場合は生徒の楽譜を見る目線、楽譜を読み取る力(黒い鍵盤の曲・プレリー
ディング)、音名・リズム・鍵盤の名前。
「3・4年生だから出来るよね。」で省いてしまうのではなくて、全部自分で教
えたい。
なので最初の教則本はパーティーAなのです。

大きい生徒になると保護者の方の理解も必要。
次回続き書きます。



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2010年12月06日

なぜノンストップ連弾?

私が使っているバスティンピアノパーティーAは使いこなすととにかく楽しい。
1冊目の教則本からこんなに充実しちゃっていいの?ってくらいの充実ぶり。

紙鍵盤にシール貼り。布鍵盤に音名フエルト。鍵盤フラッシュカード・・・
10曲暗譜にノンストップ連弾。

勉強会などでノンストップ連弾の様子を紹介するとどの先生も興味津々。
早速レッスンで取り入れて下さる先生も多いです。

でも実際にレッスンでやってみると上手くいかないって報告も。
私と生徒にとっては本当に楽しいノンストップ連弾なのだけど、楽しいどころか
レッスンの導入から四苦八苦になってしまって、楽しいとは程遠くなってしまう
とのこと。

そんな頑張っておられる先生から質問がありました。
「どうしてノンストップ連弾なのですか?」

私がレッスンでやっているノンストップ連弾は♪らしどのうたから♪ビンゴまで
次々譜めくりしながらストップしないで続けて連弾すること。


まだパーティーBに慣れない頃、友達に相談したらパーティーAの10曲暗譜を
薦められたのがノンストップ連弾の始まりです。
最後の♪ビンゴがマルになったら「今まで弾いてきた曲から10曲選んで暗譜し
て弾こうね。」の声かけ。
でも生徒はほとんど忘れてしまって中には弾けなくなってしまった曲もあったり
。それをもう一度練習して10曲暗譜に持っていく。
割と出来てしまう生徒ならそれでも大丈夫なのですよね。
でも1度マルになったのに「また練習するの?」と四苦八苦の生徒も多い。
そこで思い付いたのが「だったら忘れないようにマルになってもレッスンの度に
弾き続ければいいじゃん。」ってこと。早速実行です。

この思いつきがその後のレッスンに大きく影響してくるのです。
やってみると、みんなどの生徒もマルになった曲を連弾するのが大好きなのです
よ。こんなに楽しいのに、従来のレッスンはマルになった曲は弾かないっていう
のが当たり前のレッスンですよね。
なんだかすごい事に気付いてしまった。って感じです。
ピアノのレッスンを開始した時からマルになった曲も弾くレッスン。
2冊目も4冊目も5冊目も・・・マルになった曲を弾くって事を取り入れていま
す。それがどんなに私にとっても生徒にとっても良い事か少しずつ紹介していけ
ればと思います。



話は戻って
「最後に10曲見ないで弾くから、忘れないようにマルになっても弾いておこう
ね。」の声かけ。
レッスンの度に♪らしどのうたから連弾をしていきます。

毎週♪らしどのうたから連弾。
次第に生徒も得意になってテンポも上がってきます。そして毎週弾く順番が同じ
だから曲順を覚えてしまうのですよね。
「次は♪おやゆびのうたね。」と私が譜をめくっている最中なのにもうすでに弾
き始めてる!「ちょっと待ってー」と慌てて連弾する私。
「だったら弾いている曲が終わる前に次の曲のページをめくってしまおう。」
これがノンストップ連弾の始まりです。

私のレッスンではパーティーAとパフォーマンスAを同時進行で使っています。
生徒にとって弾き易い曲の順番を考えているので、1曲目はパーティーの曲。2
曲目はパフォーマンスの曲。3曲目はまたパーティー。ということも。
この順番をノンストップ連弾で守ってたら譜めくりが大変!
1曲目はパーティー。2曲目はパフォーマンス。3曲目はまたパーティーに戻っ
て・・・次々に譜めくりなんて出来ません。
なのでまずはパーティーのマルになった曲を全部ノンストップで連弾してから次
にパフォーマンスでマルになった曲を連弾することにしました。
これだったらノンストップが可能です。

こんな経緯でノンストップ連弾が誕生したのです。


でも私以外の人が私と同じ事をするのって難しいんだなって分ってきました。

勉強会の資料で♪らしどのうたと♪たのしいドレミが弾けるようになったら、今
度はノンストップで連弾してみましょう。こんな風に書いてあると目標がノンス
トップ連弾になってしまいます。
♪らしどのうたと♪たのしいドレミを毎週連弾していたら、生徒が待切れなくて
続けて弾いちゃったって理由で始まった私のノンストップ連弾とはちょっと違く
なってしまうのです。
まだ2曲が満足に弾けていないのに「最後はノンストップ連弾まで持っていかな
くちゃならないのだな。」って思うと焦るばかり。
十分に弾かないでノンストップ連弾をやって、結局生徒が四苦八苦。そうなって
しまうのですよね。

どうしてノンストップ連弾なのか。
それに至る経緯が分っているとレッスンで取り入れ易いのかもしれません。
「待切れなくて続けちゃった。」これがポイント。
自分のの生徒はまだこの段階にないからノンストップ連弾をやる状態ではないな
。と判断できます。

パーティーAの目標をノンストップ連弾にしてしまうときっと先生も生徒も四苦
八苦になってしまうでしょう。あくまでもノンストップ連弾はおまけ。
マルになった曲を毎週連弾していたらこんな事も出来るようになっちゃった。
最初はこんな位置付け。これを10人20人の生徒と経験しながら、パーティー
Aの目標はノンストップ連弾!とするのがいいと思います。
もちろん私もそう。「どの生徒も結局はノンストップ連弾で弾けちゃうんだよね
ー。」なんて今は余裕の気持ちでレッスンをしていますが、最初は試行錯誤の連
続だったのですから。



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2010年04月26日

初めてのまんなかCポジションの前に。

私のレッスンでは初めての教則本にバスティンピアノパーティーAを使っていま
す。
パーティーAではまんなかCポジションで弾く曲がたくさん出てくるのですが、
その前に少しやさしいラシドレミの鍵盤だけで弾く曲があります。
まんなかCポジションの準備練習のようなポジションです。

小さい生徒たちにとって、両手を白い鍵盤に「決まった場所に置いて弾こ
うね。」っていう初めての曲でもあります。

このラシドレミの鍵盤で弾く曲は
ラシ(左手)ドレミ(右手)で弾く曲。
なので左手の3・2の指は、ラシの鍵盤に。
右手の1・2・3の指は、ドレミの鍵盤に準備をしておきます。

弾く曲は
ラシドレミミレドシラ。こんな曲です。

私の理想としては右手のドレミミレドを弾いている時も左手は鍵盤の上に置いて
おいてもらいたい。
でも生徒たちは左手のラシを弾き終わるとすぐに手を下に降ろしてしまうのです
なので最後のシラが上手に弾けません。
鍵盤を探す所から始まってしまうのです。そして鍵盤が分っても今度はどの指番
号で弾くのかギクシャクしてしまうのです。

そこでこんな方法。
左手でラシを弾いた時にの2の指をずーっと伸ばしっぱなし(押したまま)に
して右手のドレミミレドを弾くのです。
そして最後のシラは「今伸ばしているシをもう一度弾いてね。」と声かけすれば
いいのです。

こうすれば左手はずっと鍵盤の上に置いたまま。そして指番号も考え込むってこ
とにはなりません。

実はこれは生徒が勝手に始めたこと。
最初は何で伸ばすの?右手を弾き始めたら左手は離すんだよ−。なんて思ってい
ました。
でもよくよく観察してみると、これだったら今までの悩みだった左手を下げてし
まうって事にならないんだ。って気がつきました。

これからまんなかCポジションの曲を弾く生徒たち。
まずは両手を鍵盤の上に置いたまま弾く事を身に付けさせたい!
だったらこの方法!と思った訳です。

左手を伸ばしっぱなしにして両手を鍵盤の上に置いて弾く事に慣れてきたら
「左手の2の指を伸ばしっぱなしにしなくても鍵盤の上に置いておけるかな。」
の声かけです。
もういま弾いている曲は余裕で弾けている生徒たち。
「出来るよー」と余裕の顔でやってくれます。


同じ悩みを抱えている先生、よかったらやってみて下さいね。
京都のО先生・福岡のH先生・そしてМ先生是非取り入れてくださいね
(*^-^*)

ラシドレミの曲って他の教則本にも出てきますよね。
工夫して取り入れてもらえたらって思います。


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2010年04月06日

10曲暗譜

私のレッスンでは生徒が使う初めての教則本バスティンピアノパーティーAとパ
フォーマンスパーティーAが修了する時に10曲暗譜をしてママに聴かせる事に
しています。

パーティーAピアノリサイタルー1.JPG パーティーAピアノリサイタルー2.JPG

せっかく10曲も暗譜して弾くのですからリサイタルっぽくプログラムも作りま
す。


パーティーAピアノリサイタルー3.JPG パーティーAピアノリサイタルー4.JPG

先日ちょうど弾く順番を決めた生徒がいたので一緒に書いてみました。
その生徒は10曲目を書いた後に「先生、♪ぼくのいぬを書くの忘れちゃった。
でももう10曲だね。」「それなら11番も作ろう!」と11曲暗譜して弾く事
に。

発表会前のレッスンに発表会の曲もこの中に入っていたし、11曲暗譜も出来て
いたのでママに聴かせました。
「これから○○ちゃんのリサイタルを始めます」
ママの前でお辞儀です。
「1番♪じてんしゃとさんりんしゃ」
「2番・・・」
とスムーズに弾いて最後の11曲まで見事に弾く事が出来ました。
ママも嬉しそうです。

この10曲暗譜はどの生徒もやります。

私がピアノを教え始めた頃「パーティBが生徒にとって難しそうなんだよね」
っていつも相談に乗ってもらうKちゃんに言ったら「最後に10曲暗譜するとい
いよ。」って。それからずっと実行している事なんです。

今回の生徒は年長さん。約1年かけてパーティーAパフォーマンスパーティーA
を終わらせました。この生徒にとってちょうど良いペースだったよう。
次のレッスンからはすぐにパーティーBにはいかずに私の手作り楽譜を何曲か弾
いてパーティーBです。
10曲暗譜してもBはやっぱり生徒にとって少し難しいんです。
なのでちょっとその難しさを和らげるために手作り楽譜を使います。
こんな工夫をするとBもとっても使いやすくなるのです。

よかったらパーティーAの10曲暗譜やってみて下さいね。
もちろん最後のビンゴを弾いてから10曲暗譜の準備に取り掛かるのでは生徒も
四苦八苦になってしまいます。そうならないように楽しく暗譜出来るように工夫
しながらのレッスンです。


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