2018年06月27日

60.ポジションからスケールへ

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


60.ポジションからスケールへ。

前のテーマで3つのポジションだけを教えてスケールへ導くことを紹介しました。

C、G、Fポジションの指使いはハ長調、ト長調、ヘ長調の指使いにつながっています。
主に右手の指使いです。
ハ長調のスケールを弾いてみて下さい。ドレミと弾いて指をくぐらせてファソラシド。
ファソラシドはシはフラットではありませんがFポジションの指使いと同じです。
ト長調、ヘ長調のスケールも指をくぐらせて音を確認してみて下さい。
3つのポジションが上手くつながっているのに気が付きましたか。

この3つの調は実によく出てくる調です。
アラベスクやエリーゼのためにのイ短調もと考えその前段階のAポジション(ラシドレミ)も教えたいと欲は出てくると思います。
私の経験上から言いますとそういった曲を弾くころには応用が利いてポジションから解き放されたように良く弾けるのです。
どのような応用が利いているのかというと、3つのポジションや3つの音階を経て指が鍵盤を覚えてきて自由に指が動くようになるのです。
指が鍵盤を知ってるという事です。
例えばミの鍵盤に1の指を乗せればその先はファソラシと続いている。
ラの鍵盤に1の指を乗せればその先はシドレミと続いているという風に。

3つのポジションを十分に指導する先にはスケールへ順調に進んでいる道が開けていること。
そして土台を築きポジションにとらわれない曲へ無理なく発展出来ること、それが分かれば安心して自分の指導に取り入れる事が出来ると思います。
是非取り入れてみて下さい。

インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。

2018年06月26日

59.たくさんのポジションを教えない。

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


59.たくさんのポジションを教えない。

「先生方は生徒にどのようなポジションを教えたいですか。」

私が実際の勉強会や郵送の勉強会でしていた質問です。

私が実際に教えているのは真ん中Cポジション、Cポジション、Gポジション、Fポジションの4つです。
真ん中Cポジションは導入期に教えやすいポジションで、それからCポジションに発展していきます。
Cポジションが良く弾けるようになれば真ん中Cポジションは卒業し、それ以降はGポジション、Fポジションを学ぶだけになります。
学ぶポジションは4つと少なく指導も簡単そうですが、決して簡単ではありません。

他のポジションも教えてみたいと思っている先生に私の失敗談をお話しましょう。
まだ教えて間もない頃に発表会の曲としてDポジションの曲を弾かせた生徒がいました。
4分の4拍子の簡単な楽譜で途中リズムが3拍子っぽくなる生徒に弾かせたいと思わせる曲です。
レミファソラの場所に指を準備して弾き始めるのですが、弾いても弾いても生徒の頭の中は混乱しているのです。
なぜ混乱してるのかというとすっかり定着しているCポジションと混乱しているのです。
「これまでミはずっと3の指で弾いていたのに、なんで2の指でミを弾くの?」と声には出さなくても指も頭も混乱しているのが手に取るように分かります。
だからミを弾こうとして間違えてファの音ばかり弾いてしまいます。
「ああ、私のせいだ。」そう思いました。
結局は最後まで仕上げたのですが、発表会後はまた元のCポジションの曲です。
私は本当に嫌な先生です。

それではGポジションとFポジションも隣同士のポジションでしょ。と思われると思います。
この2つは混乱せずに弾けるようになります。
やはりそれだけドレミファソは体の中にしみついているポジションなのでしょう。
レから始めるメロディーやシから始めるメロディーはチャレンジしないのがお勧めです。

私の指導はこの4つのポジションをプレリーディングの楽譜で弾かせて、五線のやさしい楽譜で弾かせて、少し音符の多い楽譜で弾かせると発展していく指導です。
そしてスケールへとつなげています。

教えるポジションは少ないと感じると思いますがそれで十分と実感しています。
3つ(真ん中Cポジションを含めると4つ)のポジションをステップアップさせながら繰り返すことは決して簡単な指導ではありません。
生徒にとってもステップアップしながら繰り返すポジションは3つがちょうどいいと感じます。

ポジション選びで迷っている先生に自信を持って伝えたい。
「真ん中Cポジション、Cポジション、Gポジション、Fポジションだけで大丈夫ですよ」と。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。



2018年06月25日

58.ポジションいう名前に違和感がある先生

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


58.ポジションいう名前に違和感がある先生。

前のテーマではポジションで指導していく良さを書きました。

「ポジションで弾かせることは生徒にとって分かりやすく弾きやすいという事は良く分かりました。でも私がポジションで育ってないせいかとても違和感があるので
レッスンでポジションの指導をするのにとても抵抗があります。」

以前にこのようにおっしゃっていた先生がいました。

それではCポジションではなくドレミファソの場所を弾くドのポジション、Gポジションではなくソラシドレの場所を弾くソのポジションと教えてみてはいかがでしょうか。と
提案したところ、これまでその先生が抱いていたアメリカンな感じが拭い去れたようで、これなら出来そうです。と返事を頂いたことがあります。


このように違和感がある先生がいましたら少し呼び名を工夫して指導してみるのはいかがでしょうか。
それくらいお勧めな教え方です。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。



2018年06月24日

57.ポジションの名前で教えていく良さ。

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


57.ポジションの名前で教えていく良さ。

教え始めた時には、このポジションという言葉にとても違和感がありました。
私自身がポジションで学んでいない事に加え、指導が自分の知らない方向へ進んでしまうのではないかという不安からです。

実際にポジションという言葉を使って教えてみると、とても教えやすいし生徒にとっても分かりやすい。
1つのポジションを教えしばらくそのポジションの曲を教える。
新しい曲を教える度に最初に「ポジションの名前は?」と聞いていく。
1つのポジションしか教えていないのだから「真ん中Cポジション」と答えるに決まっているのに、生徒も私もそのやりとりが面白く決まり事のようになってきます。
生徒は「真ん中Cポジション」と答えて「ああ、あれね。」と鍵盤の上に指を準備します。

教えるポジションが2つになり3つになり、その度に今度はポジションの名前を見て生徒は「ああ、あれね。」と鍵盤の上に指を準備していきます。

この「ああ、あれね。」これがとてもいいのです。
生徒にとってポジション名を手掛かりにする事はすぐに弾く場所が分かり安心して曲に臨むことが出来るの事なのです。

そして今後ポジションにとらわれない曲を弾くようになってきます。
その時にここはCポジションから成るメロディーでCポジションの指使いで弾けるメロディー、ここはGポジションのメロディーから成る・・・、ここはFポジション・・・と
説明することができ、生徒も「なるほどね。」と曲の面白さや弾きやすさを感じながら取り組むことが出来るようになります。

導入期にポジションの曲で進めることは生徒にとってとても分かりやすくスッキリ指導出来ると実感しています。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。





2018年06月23日

56.音名を手掛かりにしながら音程読みも出来る生徒たち

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


56.音名を手掛かりにしながら音程読みも出来る生徒たち

私は指導の中で音名を言いながら弾くことを大切に指導しています。
それは何の音が鳴っているのか知る事につながり、指と鍵盤の一致にもつながってきます。
指が鍵盤を知るレッスンです。
少し前に書きましたが音程の指導は全く行っていません。

では高学年の私の生徒たちはどのような手掛かりで弾いているのかというと、音名と音程の両方を手掛かりにして弾いています。
これは私が教えたわけではなく、彼女たちが知らず知らずのうちに身に付けた方法です。
彼女たちは音名をスラスラ読むことができ、音程をも目で捉えて指を動かしています。

「へぇ、こんな事が出来るようになるんだ。」と感心してしまいます。

私がレッスンでいつもしている事は五線の音を読ませること。
これは7冊目の指練習の教則本やブルグミュラーでもさせています。
何年も何年もレッスンの度に音を読ませています。
生徒たちは音を読みながらメロディーの方向(音程)も目で捉えているようです。
そして指と鍵盤が一致している生徒たちは楽譜を目で追いながら指を動かすことが出来るので、いつの間にか音程も手掛かりに弾くようになったのだと思います。
私は音程という言葉を教えていないので、音程という言葉は知らないまま音程を手掛かりにしているのです。

「ああ、生徒は音の上行・下行を見て指を動かしていたんだ。」
そうはっきりと分かった曲があります。
その曲は右手はソファミレド左手はファソラシドのメロディーを一緒に弾く指練習の曲で、音名だけを手掛かりにしている生徒は「右手がソの時、左手はファね。」と弾き始めの音を確認し弾き始めました。
ところが次の音で時間がかかるのです。「次はファとソだよね。次はミとラ」右手と左手を交互に確認し時間がかかるばかりでメロディーとはいえないような弾き方です。
その時に初めて気が付いたのです。
今までこの曲をスラスラ初めから弾いていた生徒たちは音の上行下行を目で捉えて弾いていたのだと。
それでも音名を手掛かりに弾いているその生徒には上行下行のアドバイスはしませんでした。
彼女の言葉に寄り添い見守りながら練習に付き合いました。
そしてしばらくしてまた同じような曲が出てきたときに、今度は最初からスムーズに弾けたのです。
彼女も上行下行を目で捉えることが出来たのでしょう。
彼女は支援学校に通っている生徒です。
自分でその力も身に付けたのです。
私はその成長に胸がいっぱいになりました。

スラスラ音名も読めて音程も手掛かりに出来る。
このような生徒たちを育てる指導が出来ることを私自身誇りに思います。
このような生徒たちがたくさん育つようにこれからも楽譜を追いながら音名をたくさん読ませようと思います。

教え込まなくても自然と身に付く力もあるのです。
音程読みは知らず知らずのうちに身に付くことが出来るようです。
それが分かっていれば敢えて時間を取って教えることはありません。

大切にしている1つの事をいつも丁寧にレッスンで行っているうちに2つの事が出来るようになっている。
自分の指導に自信が持てることの1つです。

インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。

2018年06月22日

55.音名を手掛かりにする指導と音程を手掛かりにする指導

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


55.音名を手掛かりにする指導と音程を手掛かりにする指導

私はどちらを主とした指導をすればよいのだろう。
そう考え始める先生がいらっしゃるかもしれません。

例えばこのように考えてみてはいかがでしょうか。
小さい頃から習っている生徒が高学年になりどのような曲を弾かせたいでしょうか。
私はありきたりですがブルグミュラーのアラベスクや紡ぎ歌、エリーゼのためになど弾かせたいと思います。
その時に頭の中でどんな音が鳴っていて欲しいでしょうか。
アラベスクだったら「ラシドシラ、ラシドレミ・・・」エリーゼのためにだったら「ミレミレミシレドラ・・・」と鳴って欲しいと思いませんか。
そう考えるならやはり弾いている時に何の音が鳴っているのか分かって弾いている事を大切にした指導になると思います。

まずは1つのポジションで実践してみて下さい。

これから様々な角度で指導法の紹介をしていきます。
その指導は何の音が鳴っているのか分かって弾いている事を踏まえた指導だということを含めて読んで頂けたらと思います。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。





2018年06月21日

54.音程の指導について。

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


54.音程の指導について。

きっとここまで読んでお気づきのかもしれませんが、私のレッスンでは音程の指導はしていません。
使っている教則本でも音程の指導は出てきますが、説明もすることなしにスルーしています。

いわゆる順次進行で弾くメロディーに「順番に上がっていくよ。」と上向きの矢印を書き込んだり、和音の指導の際に三度の音程を教えてそこから4度、5度の音程の学びに発展することもありません。

一貫して指導の軸になっているのは、何の音が鳴っているのか分かって弾いていることです。

音程を手掛かりに簡単に弾けたね、では今後につながっていきません。。
時には順次進行メロディーでさえすんなり弾けない生徒もいます。
「順番に上がっているから順番に弾けばいいんだよ。」と声を掛けてしまえば簡単です。
でもたくさんの生徒を教えてきて指と鍵盤を一致させることが上達の道への近道と実感していますので、すんなり弾けない時には音名を手掛かりに回数練習することにしています。

なるべく順次進行の曲に触れさせたい。
そう考えて曲を見始めてみると、導入期の楽譜が大きく音符が少ない楽譜でもそれにそぐわない曲もあります。
例えばドミレファのようなメロディーです。
順次進行の曲を弾きながら指が音の並びを覚えようとしている最中の私の生徒にとってはとっても苦手なメロディーです。

以前何かの記事で初めての階段メロディーとこのドミレファのメロディーが紹介されていました。
記事を読んでみると早速小さな生徒たちに弾かせてみたいと思わせる文章です。

実際に小さな生徒に音程の説明(階段になってるよ)を入れながら指導すれば上手に弾けるでしょう。
でもその先の指導を考えるとそれではつながらなくなってしまいます。
つながりがなくても点で教えて上手くいくことはたくさんあります。
点がつながって線になっていくつながりのある指導で上手くいく、これが大切と考えます。

私は一貫して何の音が鳴っているのか分かって弾いている事を大切に指導しています。
1曲1曲が点だとするとそれが線になり指導の軸にそして生徒には弾く力になってくるのです。

中には私とは反対に音程の指導を指導の軸としている先生もいるかもしれません。
その先生には別のつながりのある指導法があるということです。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。





2018年06月20日

53.弾きこみたい曲、弾き続けたい曲、体験で弾けばいい曲がある。

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


53.弾きこみたい曲、弾き続けたい曲、体験で弾けばいい曲がある。

今回は合格しても弾き続ける曲の選び方について書いてみたいと思います。

ここまでで何の音が鳴っているのか分かって弾いていること、それが指と鍵盤が一致することにつながること、更には指と鍵盤が一致するために鍵盤の並びと同じメロディーが入っている曲を弾くことが生徒にとって今後の土台を作る事を紹介してきました。

曲選びも考え方は同じです。
つまり鍵盤の並びと同じメロディーの曲やTの和音の音から成るメロディーの曲ばかりを選んで弾き続けています。
レッスンでは鍵盤の並びと同じメロディーの曲を指導する時には、それが土台となることを意識し、今後弾き続ける事を意識して指導しています。
それは生徒によって変わります。
すぐに弾けるようになる生徒は、弾きこんで連弾で何度も繰り返すことまでやって弾き続ける曲にしていきます。。
曲を仕上げるのにゆっくりな生徒はレッスンの中でもちろん何度も練習しますが「1回間違えないで弾けたら合格ね。」と花マルをし、あとは弾き続けながら弾きこんでいくと考えます。

最初から良く弾ける生徒もなんとか合格になった生徒も最終的には差がないくらい選んだすべての曲をジャカジャカ弾けるようになります。
全員の生徒が良く弾ける生徒に育つのです。たくさん弾いた指に育つのです。
そして現実を書けば次の教則本に入っても弾き続ける間に生徒によってはどの曲も良く弾けなくなってしまう場合もあります。
その際はあまり気にせずに毎週弾くことが大切とずっと弾き続けるようにしています。
そうするとまた弾けるようになり最後には速いテンポでジャカジャカと弾けるようになるのです。

教則本の中には体験程度に弾いておけば良しとしている曲もあります。
無理にそこまで弾く必要はないと考える曲は、鍵盤の並びを覚えるようなメロディーではない曲です。
そういう曲は必ずほとんどの生徒が合格までに四苦八苦なのです。
最初から四苦八苦になると分かっている曲を上手に弾けるようになるまで弾かせなくちゃと考え指導するのと、これは体験で弾けばいいと考え1回上手に弾ければ合格と指導するのでは教える側の心の持ちようも変わってきます。

そう考えるとそこまで無理して仕上げなくてもよかったかもしれない曲がありませんか。
自分はどのような指導がしたいのか少しずつ見えてきましたか。
時には自分の指導に当てはまらない曲や指導法が出てくるかもしれません。
その場合は体験程度、もしくはやらないという選択もあります。
それも自分の指導の軸なのです。

インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。







2018年06月19日

52. 指が鍵盤を覚えるようなメロディー選び。

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


52. 指が鍵盤を覚えるようなメロディー選び。

ここまでで生徒が何の音が鳴っているのかを分かって弾いている事は、指が鍵盤を覚えることにつながる事を紹介しました。

ここではその際にどのようなメロディーを弾けば、指が鍵盤の並びを覚えてくるのか紹介したいと思います。
きっと私が説明しなくてももう分かった先生も多いのではないでしょうか。
そうです。鍵盤の並びと同じメロディーの曲を多く弾かせれば自然と指が鍵盤の並びを覚えてくるのです。

鍵盤の並びと同じメロディーとは例えばCポジションの曲でしたら音の並びそのものであるドレミファソというメロディーが入っている曲が指が鍵盤の並びを覚えるのにふさわしい曲となります。ドレミファソソファミレドとあればもっといいですね。
GポジションもFポジションも同様です。
「1の指がド」だけで終わりにならない、「1の指がソ」「1の指がファ」ここまでになってほしいと考えるならGポジションFポジションの曲選びは本当に慎重にならなくてはいけません。

そしてドレミファソソファミレドのメロディーを発展させるなら次は1つ抜かしドミソソミドのメロディーがお勧めです。
Cポジションの1の和音に発展することが出来ます。
実は発展はここまでで十分です。
そう言いきってもいいくらいです。
かつて私がそう言い切ることで指導がずいぶん楽になった先生方がたくさんいました。
ドレミファソソファミレド、ドミソソミドでしっかりと指が鍵盤の並びを覚え土台を築きましょう。

今お使いの教則本はいかがでしょうか。
指が鍵盤の並びを覚えるのに適している曲がたくさんあるでしょうか。
導入期の楽譜において、大きくて見やすい、音符が少ない、リズムが単純と難しい楽譜の拡大版でしかないようでは導入期の大切な学びが出来ません。
指が鍵盤の並びを覚えるようなメロディーを導入期で取り入れる事はとても大切だと実感しています。

導入期の楽譜のメロディー選びについて考える機会になればと思います。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。


2018年06月18日

51. 複数のポジションをレッスンの中で弾くことが大切。

●「生徒を惹きつけるピアノレッスン150の方法」目次
●「生徒を惹きつけるピアノレッスンとは」

レッスンで使っている手作り小物をインスタグラムで紹介・販売しています。


●導入期の指導法の勉強会を池袋で行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


51. 複数のポジションをレッスンの中で弾くことが大切。

長く指導をして大切だと実感している事は複数のポジションをレッスンの中で弾くことです。
私のレッスンで複数のポジションといえばC、G、Fポジションの事です。
合格しても弾き続けることで複数のポジションをレッスンの中で弾いていくことが可能になります。
新しい曲でチャレンジしていく訳ではなく、余裕を持って弾ける曲を選んで弾き続けることが大切です。

「私は先生のおっしゃっていたC、G、Fポジションをレッスンで弾かせています。その指導も定着してきました。私はポジションごとに弾かせているのですが、もしかしたら先生は出てくる順番で弾かせてるのかもとふとレッスンをしていて思い始めました。」

この質問私と同じ2冊目の教則本(プレリーディングの教則本)を使って実践してくださっている先生から頂いたものです。
その通りです。私は出てくる順番で弾かせています。

この教則本はポジションごとに曲が出てくるのではなく、少しランダムにポジションが出てきます。
生徒は曲名の下に書いてあるポジションを見て「この曲はCポジション」「次の曲はGポジション」と弾く場所を次々に変えながら弾いていきます。
そして同じシリーズの併用曲を混ぜながら弾いているので、2冊の本(曲数にして20曲以上)を曲ごとにポジションを変えながら弾いています。

何が力になっているのかというと前々から紹介しているように、私のレッスンでは何の音が鳴っているのか分かって弾いていることを大切にした指導なので
ポジションを次々変わる事で、音名もCポジションの中の音名、Gポジションの中の音名と変わってきます。
生徒はその音名を聴きながら時には一緒に言いながら弾いていくので自然と指と鍵盤が一致してくるのです。
指が鍵盤を知るレッスンです。

例えばCポジションの曲の後にGポジションの曲を弾くことは、ドレミファソのメロディーを言いながら弾いた後ソラシドレのメロディーを言う。
即ちドレミファソの先にはソラシドレと鍵盤が続いているとだんだん指が分かってくるのです。
このようにランダムにそして音名を言いながら弾くことを繰り返す事で難しい指導をすることなく指が鍵盤を覚えてくるのです。

この時に弾き続ける作業は私との連弾で弾き続けているので生徒にとって本当に楽しく、まさかこのような事を身につかせるために先生が音名を言いながら連弾しているとは知る由もないのです。

ただ隣で音名を言ってあげるだけでこんなにも奥の深い指導になります。
是非レッスンで取り入れてみて下さい。


インスタグラムに日々の生活や料理のあれこれ載せています。