2018年06月17日

50. C、G、Fポジションをまんべんなく弾けるようにする。

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指導で悩んでいる先生が「この先生なら頼りになる」そんな先生でありたいと思っています。


50. C、G、Fポジションをまんべんなく弾けるようにする。

私のレッスンでは、2冊目の教則本(プレリーディングの教則本)でC、G、Fポジションをまんべんなく弾けるように指導しています。
前々回からのテーマで紹介している通り何の音が鳴っているのか分かって弾いている事。
これを大切にC、G、Fポジションを指導しています。

Cポジションを弾いている時もGポジション、Fポジションを弾いている時も私はいつも隣で音名を言っています。
隣で音名を言う事を続けていくと「1の指はド」だけの認識ではなく「1の指はソ」「1の指はファ」となってきます。
更にはCポジションのように「2の指はレ」「3の指はミ」・・・ほどではありませんが、Gポジションの時には1の指がソを弾けばその先はラシドレと続いている、
Fポジションで1の指がファを弾けばその先はソラシドと続いていると頭ではなく指そのものが分かってくるようです。
このように指が鍵盤を覚えてくるとCポジションのどの曲も、GポジションFポジションのどの曲もまんべんなく弾けるようになってきます。

どの生徒もまんべんなく弾けるようになってきます。
私の教室には支援級に通っている生徒もいます。
その生徒たちももちろんまんべんなく弾けるようになってくるのです。

このようにどの生徒も育ってくると指導に自信が持てるようになってきます。
またどの生徒もここまで習得出来る事が分かれば2冊目の教則本も教えがいがあると思いませんか。


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2018年06月16日

49. 「1の指がド」となってしまうことは良いと考えるレッスン

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49. 「1の指がド」となってしまうことは良いと考えるレッスン

これまでの先生たちとのやりとりから「1の指がド」とならないように、「1の指がド」となってしまうことはダメなこと。
そう考えている先生もいる事が分かってきました。

いいのか悪いのか自分ではっきりした答えは出せないのだけど、「1の指がド」となってしまえばそこから抜け出すのは大変だからダメなんだろうなと思っている先生が大半のようです。

前回テーマに挙げた「大切なのは今弾いている音が何の音なのか分かっている事」の中で指が鍵盤を覚えてくることを紹介しました。
「1の指がド」はまさに指が鍵盤を覚えていることなのです。
私のレッスンでは1の指がドだけに留まらず、2の指がレ、3の指がミ・・・と生徒は身についているようです。
鍵盤の名前を言っていくフラッシュカードをしている時に、たまにミの鍵盤を「さん!」と言ってしまう生徒がいて二人で笑ってしまいます。
それだけミの鍵盤をいつも3の指で弾いているということです。

生徒が曲を弾く際には必ず隣で音名を言うようにしているのは前回のテーマで紹介しました。
Cポジションの曲が続き、1の指が鍵盤を弾くたびに私が「ド」と言えばおのずと「1の指はド」と身についてしまいます。
それが弾く際の安心につながりCポジションを自分のものにしていく土台を築いていると思うのです。

そこまでになれば自然と新しいポジションを教える意欲も学ぶ意欲も芽生えてきます。
私のレッスンで次に学ぶのはGポジション(ソラシドレの鍵盤を弾く曲)です。
その際に「今度は1の指はソなんだね。」と二人で確認すればいいこと。
そしてCポジション同様に指が鍵盤を覚え自分のものになるまで弾けばいいことなのです。

「1の指がド」となってしまっている生徒に対してCポジションの音の並びを指が分かるスタートラインに立っていると考えてはいかがでしょうか。
「1の指がド」だけで留まらずに2の指はレ、3の指はミ・・・となるような指導をしてみてはいかがでしょう。

はじめに紹介したダメなんだろうなと思っている大半の先生が私とのやり取りの中で「ダメなんだろうと思っていたけど、それでいいんだと分かってきました。」
そう気づく先生が大半です。

いつも弾いている音が何の音だか分かっていてほしい。
このように願う指導なら「1の指がド」となってしまうことは当たり前のことなのです。


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2018年06月15日

48. 大切なのは今弾いている音が何の音なのか分かっている事。

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48. 大切なのは今弾いている音が何の音なのか分かっている事。

弾いている音が何の音なのか分かっている。
例えばドの鍵盤を弾いて今鳴っている音はドと分かっている。

当たり前のようですが、そうではないようです。
当たり前だよねとスルーしてしまってはいませんか。

五線の楽譜の音名を読んで音を出す、そして何の音が鳴っているのか分かって弾いている。
ここまで行う指導がとても大切です。

何も後ろを向いて「さあ、鳴っている音を当ててごらん。」と意気込んで取り入れる指導ではありません。
それでは絶対音感の指導を取り入れなくてはと肩に力を入れる指導でもありません。

レッスンで弾いている曲を何の音が鳴っているのか分かって弾こうね。という身近なことなのです。
分かって弾こうねというより知りながら弾こうねという程度の事です。

生徒が自分が弾いている音が何の音なのか知りながら弾くために私がレッスンで実践している事は、私が隣でメロディーを音名で歌ってあげることです。
曲を弾くたびに隣で音名を言うようにしています。
新しい曲を弾く時に生徒は最初に声に出して譜読みをします。
そして弾く際に隣で音名を言ってあげるのです。

弾いている音が何の音か分かっていることは指が鍵盤の並びを知ることにもつながります。
指が鍵盤を知るという事。

1つのポジションを例に挙げてみましょう。
例えばCポジション(ドレミファソの場所に準備をして弾く曲)の曲を10曲進めていくとします。
弾く度に隣で音名を言ってあげることで指が鍵盤を覚えてくるのです。
私の生徒たちはミから始めるメロディーの時に3の指でミの鍵盤を弾きに行きます。
曲の途中でレから始まるメロディーの時には2の指でレの鍵盤を弾きに行くのです。
「すごいぞ。」と感心するばかりなのです。
これは2冊目の生徒たちです。

この指導を取り入れるのなら、大切なことはやみくもにポジションを変えないことです。
弾くポジションを数曲ごとに変えてしまうと音名を言う事がかえって混乱につながります。
しばらく同じポジションでじっくりと実践してみて下さい。


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2018年06月14日

47. 今のレッスンでどのように左手にメロディーを弾かせる機会を与えるか

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47. 今のレッスンでどのように左手にメロディーを弾かせる機会を与えるか

前のテーマでは右手のメロディーを左手でも弾いている生徒の様子を紹介しました。
それでは実際に先生方がその方法をレッスンでどのように取り入れたらいいのでしょうか。
まずは新しい教則本を用意せずに今出来る方法で試しにやってみましょう。
その手ごたえを感じたら自分のレッスンで出来る方法考え、長く続けるための指導案を練ってみるのがいいでしょう。

私が実践しているのが右手のメロディーを左手でも弾かせるということです。
プレリーディング楽譜でしたら、この場所で弾きましょうと特に指示はありませんから今左手が乗っている場所で右手のメロディーを弾きます。
五線の楽譜だと弾く場所が決まっています。
ですがそこは気にせずに五線に書いてある右手のメロディーを音の高さは無視して左手が今乗っている場所で弾かせています。
例えば4冊目の教則本でCポジションの曲を数曲弾きます。
この時に併用曲としてプリントの楽譜を使っているのですが、その楽譜の左手は1の和音と属七の和音から成っています。
この時に左手でメロディーを弾く良い機会と考えて、そのプリントの楽譜5曲程度を合格しても弾き続け、レッスンの度にまずは楽譜通りに次は和音を弾いていた場所で左手でメロディーを弾くというのを数か月間行っています。

ここでどんな指導を行いたいのかというと、左手でもメロディーを弾かせ左手も指と鍵盤が一致するようにそしてメロディーが弾ける指に育ってほしいという指導です。
ですので難しい事を考えずに音の高さはあえて無視して、生徒がなるべく楽に取り組めるようにしています。

「ああ、それなら私の持っている楽譜でも出来る。」そう思う先生も多いと思います。
早速楽譜を見て弾きやすいメロディーを探してみて下さい。
いまから初めてレッスンに取り入れてみるのでしたらやさしい楽譜で「左手でメロディーを弾くことはとっても良い事なんだって。」と取り組ませるのもいいと思います。
無理なくレッスンで長く取り入れる方法は同じポジションの曲でしばらく続けてみることです。

私のレッスンでは、導入期では左手にもメロディーがある曲を進んで弾かせ、五線に入り和音の曲が多くなっても工夫して左手でもメロディーを弾くように心掛けています。
先生の左手もメロディーを弾かせ指を育てたいという気持ちと工夫でレッスンもより充実してくるのではないでしょうか。
是非取り入れてみて下さいね。

余談ですが以前にピアノと並行してスポーツをやっている生徒のお母さんがピアノを続けさせたい目的として、右手も左手も同じように使うピアノの良さを挙げていました。
左手もメロディーを弾かせる機会を多くすることで、まさにそのお母さんが理想としているレッスンが出来ているのだと思ったことがあります。


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2018年06月13日

46. 名残惜しいまで弾く1冊目と2冊目の教則本

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46. 名残惜しいまで弾く1冊目と2冊目の教則本

本当に長い間弾き続けている1冊目と2冊目の教則本。
1冊目は3冊目が終わるまで、2冊目の教則本は4冊目の教則本が終わるまでずっと弾き続けています。

つながりのあるレッスンをするために弾き続けています。
弾き続けているとつながり以外に思っていなかった嬉しい力もついてきます。
詳しくは「右手でも左手でも自由自在に弾くことが出来る。」というテーマで紹介しています。

1冊目の教則本はプレリーディングの教則本で真ん中Cポジションの教則本。。
2冊目の教則本もプレリーディングの教則本で真ん中Cポジション、Cポジション、Gポジション、Fポジションから成る教則本です。
1冊目2冊目の教則本では各ポジションにおいて指と鍵盤が一致するように指導しています。
指が鍵盤を知る指導です。
そして各ポジションにおいてそれが身に付くと3冊目以降の教則本が大変スムーズなのです。

3冊目の教則本は五線の楽譜になります。3冊目から五線の楽譜がスタートします。
私の教則本の進め方では3冊目は真ん中Cポジションの五線の曲、4冊目はCポジション、Gポジション、Fポジションの五線の曲です。
「音名が書き込んである楽譜をスラスラ弾く生徒への次の指導」でも紹介した通り、五線の楽譜で音名が書いてある曲を有効に使い、あらためて各ポジション指と鍵盤が一致していることを確認し五線の曲に入るようにしています。
この時にほとんどの生徒がだいたいスムーズに弾けます。
それはずっと1冊目2冊目の教則本を弾き続けているため常に各ポジションとも指と鍵盤が一致している状態を保っているからです。

そして生徒が音名の書き込んである五線の曲を大体弾けている様子から指と鍵盤が一致していることを確認し、五線が読めれば弾けるね、とここでの指導が決まってきます。
レッスンの度に譜読みをし声に出して読ませよう。じっくりゆっくりと取り組ませよう。と指導が決まってくるのです。

5冊目の教則本はこれまで使っていたページをめくる度に挿絵が最初に目に入ってくるようなものではなく、挿絵のないとてもシンプルな教則本です。
私はそれを大人の本と呼び生徒を嬉しくさせているのですが、その反面2冊目の教則本を弾くのは今日で終わりかと思うととても名残惜しい気持ちになるのです。

いつもゼロのスタートにならないようにつながりを考えて今後使う教則本を確認してみましょう。
そして今日のレッスンから弾き続ける曲を決めてみてはいかがでしょうか。


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2018年06月12日

45. 右手でも左手でも自由自在に弾くことが出来る。

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45. 右手でも左手でも自由自在に弾くことが出来る。

私のレッスンでは左手も右手同様にメロディーを弾く事を心掛けてレッスンしています。
その心掛けは導入期のレッスンが始まった頃から始まります。

タイトルの右手でも左手でも自由自在に弾くことが出来るのは2冊目の教則本を弾き続けている生徒たちです。
私が2冊目で使っている教則本(プレリーディングの教則本)は真ん中Cポジション、Cポジション、Gポジション、Fポジションの曲があります。
もちろん左手が和音の曲もありますが、左手がメロディーの曲もたくさんあります。
右手がメロディーを弾いた後、今度は左手がメロディーを弾く。
このような曲がたくさんあります。

そして合格しても弾き続けるレッスンをしています。
連弾で次々に曲を弾いていく生徒たち。
小学校1年生2年生3年生の生徒たちです。
慣れてくると面白がって右手のメロディーを左手で、左手のメロディーを右手で弾いてその顔は得意げです。
1曲出来ると次の曲も挑戦という気持ちが湧いてくるようです。
出来た後、得意げに私の顔やお母さんの顔を見るのです。

私もそういうことはどんどんやってと「すごいねー。」と褒めています。
褒めているというより感激しています。


弾き続けているうちに力が付いてくるのです。
どんな力かというと指と鍵盤が左手も一致し右手のメロディーを左手でも弾けるという力です。
書いてある音名だけを手掛かりに弾いている生徒たちにとって、左手の指と鍵盤が一致していなければそこまで出来ないのです。
私はそこまで出来る力が付くようにレッスンの度に弾き続けながら待っているのです。
指が鍵盤を知り始めるレッスンです。

ここまで出来る1、2、3年生です。
左手を和音や単音で終わらせてしまうのはもったいないと思いませんか。
是非取り入れてみて下さい。


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2018年06月11日

44. 42と43の指導を実際に取り入れる方法

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44. 42と43の指導を実際に取り入れる方法

ここまで紹介してきた方法を実際のレッスンで取り入れる方法を紹介します。
同じポジションで順次進行のやさしいメロディーの曲をたくさん用意しましょう。
実際に使っている教則本で探してみましょう。
これまで使わずに本棚の奥に眠っている導入期の教則本も改めて見返してみると以外にあるかもしれません。
プレリーディングの楽譜でなく五線の楽譜でも大丈夫です。

例えば同じポジションの曲が20曲あるとします。
この時のポジションは真ん中Cポジションがお勧めです。

最初の10曲には指番号を書き込みましょう。
どの曲にもどこかにポジション名を書いておくと、生徒にいつも同じポジションという事を知らせることが出来て、新しい曲を見た時に安心感が生まれますからポジション名を書いておくといいでしょう。
最初の10曲は指番号を手掛かりに弾かせます。
合格しても弾き続けて10曲見ないで弾けるようになるくらいまで弾き続けるのがお勧めです。
余談ですが、私のレッスンでは指番号を手掛かりに弾く曲11曲を、最後見ないでお母さんに聴かせてから次の段階へとしています。

ここまで出来たら次はその10曲に音名を書き込み、今度はその音名を言いながら弾かせます。
音名を言いながら十分に弾けるようになったら次の5曲以上の曲は音名だけ書き込みます。
今度は音名だけを手掛かりに弾く段階です。
これも合格しても音名を言いながら弾き続けます。

そして残りの楽譜は五線の譜読みをさせて弾く段階です。

このように段階ごとに何を手掛かりに弾いているのかを明確にする楽譜を使います。
@指番号を手掛かりに弾く楽譜。
A指番号を見ながら音名を言いながら弾く楽譜。
B音名を手掛かりに弾く楽譜。
C五線の譜読みを手掛かりに弾く楽譜。
Cは@からBを経てるから譜読みが出来れば弾けるという段階です。
そしてその手掛かりを使って弾いているか生徒をよく観察しましょう。
目の動き指の動きを観察です。

書き込む音名は小学校1年生まではひらがなで書き込んでいます。
読めないもしくはようやく読んでいるカタカナでしなくてもいい四苦八苦はしなくてもいいと思うからです。

このようにまずは手元にある楽譜でこの指導の分かりやすさを体験してみて下さい。
きっと「できたね。」とたくさん褒めるレッスンが出来るようになると思います。
そのくらい生徒の出来たを隣で実感すると思います。


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2018年06月10日

43. 音名が書き込んである楽譜をスラスラ弾く生徒への次の指導

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43. 音名が書き込んである楽譜をスラスラ弾く生徒への次の指導

前回のテーマで音名が書き込んである楽譜について書きました。
今回はその音名が書き込んである楽譜をスラスラ弾く生徒への次の指導を紹介してみたいと思います。

音名が書き込んである楽譜を初見でだいたい弾けてしまう生徒は、指の下に何の鍵盤があるのか分かっている即ち指と鍵盤が一致していて指が鍵盤を知ってる生徒ということが分かります。
「音名が書き込んであれば弾けるんだ」と教える側は理解し「あとは五線が読めれば弾ける」と次の指導が分かってきます。
生徒が何が分かっていて何が分かっていないかを知ることは、今の指導のスタートラインを決め指導することが絞られシンプルに教えることが出来ます。
それが分かっただけでも指導者の頭の中は大分スッキリするのです。

五線の譜読みが苦手だけでレッスンがスムーズにいかないのなら、常に譜読み(声に出して音名を読む)の機会を作りじっくりと取り組ませてあげましょう。
私のレッスンでは3冊目の教則本の際には、今練習している曲の譜読みだけでなく、すでに合格した曲(数曲)もある程度の期間、レッスンの度に譜読みをしています。
もう読めてしまう楽譜の譜読みは早口にスラスラと得意げにまでなってくれます。
譜読み=難しい嫌なことで留まらせない工夫です。(すべて同じポジションの譜読みです)
それでも譜読みが苦手ならっと前の段階で問題がありそうです。
音符が線の音間の音・・と順番に上がったり下がったりする事を知っているのか。
ドからの音階を順番に言う事ができるのか。
ド以外の音の前後の音をスラスラ言うことができるのか。
私のレッスンでは、このような事は五線の楽譜に入る前の段階の学びとしています。

実際に五線の曲に入った際に、音名が書き込んである曲を取り入れる事で、生徒の出来ている事と出来ていない事が分かります。
弾ければ指の下に何の鍵盤があるのか分かっているということ。指が鍵盤を知っているということ。
弾けなければ指が鍵盤を知らないということ。
私は音名の書き込んである曲をポジションが変わった最初のレッスンで取り入れてそれをチェックするようにしています。
私にとって音名の書き込んである曲はとても大切な曲になっています。
「音名が書き込んである曲は飛ばしていました。」よく聞く話ですが、そんなことは言わずに生徒の出来ること出来ない事を知る手がかりとして是非弾かせてください。

私は音名が書き込んである楽譜も「音を読むよ。」と譜読みをさせています。
生徒は読まなくちゃと気負わずに面白がって読んでくれます。
音名が書いてない楽譜の前にワンクッション置くことで、新しいポジションの入りがとてもスムーズになります。


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2018年06月09日

42. 五線の楽譜に音名を書き込んでもスラスラ弾ける訳ではない。

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42. 五線の楽譜に音名を書き込んでもスラスラ弾ける訳ではない。

「音名を書き込めばスラスラ弾けるはず。」

そう思っている先生が多いようです。
実際はというと音名を書き込んでもスラスラ弾くことはなかなか難しいのです。
音名を書き込んで「さあ弾くぞ。」と楽譜を目で追いながら初見でスラスラ弾くとはなかなかいかないきません。。

どうして弾けないのかというと、指の下に何の鍵盤があるのか分かっていないからです。
1の指の下にはドの鍵盤がある、2の指の下にはレの鍵盤がある、3の指には・・・と頭で分かり更に指が分かっていれば、書いた音名を見て指が勝手に動き、初見でスラスラ弾けるのです。

音名を書き込んだ楽譜をつっかえつっかえ弾いている状態なら、まだ指の下に何の鍵盤があるのか分かっていない段階ということになります。
この場合、音名を書き込めば四苦八苦の状態から抜け出せる訳ではないことが分かります。

まずは指の下に何の鍵盤があるのか分かっているのかという確認をするのがいいでしょう。

指の下に何の鍵盤があるのかを生徒が分かっているのか分かっていないのかを知る事は指導する上でとても重要なことです。
試しに音名を書き込んで弾かせてそれをチェックしてみましょう。
Cポジション(ドレミファソの鍵盤で弾く曲)は簡単に弾けたけど、Gポジション(ソラシドレの鍵盤で弾く曲)はまったく弾けないという場合もあります。
分かっていなければそれを理解するためにどのような指導をしたらいいのか考える必要があります。
私のレッスンでは指の下に何の鍵盤があるのかを理解した上で五線の楽譜に入っています。
長い期間をかけて様々な角度から指導し、レッスンに通っているうちに自然と身に付く方法をとっています。

どのような方法で・・・その指導を丁寧に紹介していきますので是非レッスンで取り入れてみて下さい。


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2018年06月08日

41. まずは白い鍵盤と黒い鍵盤の区別から

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41. まずは白い鍵盤と黒い鍵盤の区別から

私のレッスンでは、年長さんやそれ以上の生徒も年少さん年中さんと同じように白と黒の区別からのスタートしています。

そうスタートを決めることによって進ませ方がとてもスムーズです。
白と黒の鍵盤の区別から、3つと2つの黒い鍵盤の区別へ、そして3つの黒い鍵盤だけを弾き、2つの黒い鍵盤だけを弾く。
その間にリズムや音名について白い鍵盤に入る前に準備をしていきます。
そして白い鍵盤へ。
白い鍵盤ではプレリーディングの教則本を使いながら鍵盤の名前を覚えてから五線の楽譜に入っています。

進み方をテンポよく書いてみました。
でも実際のレッスンはもっと段階があって丁寧なレッスンです。

そして生徒もそれぞれです。

以前に体験レッスンを控えている先生が体験レッスンの勉強会に参加されてその内容と同じようにやってみたと報告してくれました。
年少さんと年長さんに同じ体験レッスンをしてみて年少さんの方がスムーズだったとのこと。
色々な生徒さんがいるんだなとの感想でした。

その時に行ったのが白い鍵盤と黒い鍵盤の区別からの体験レッスンです。
「この色は何色?」「しろ!」「この色は?」「くろ!」から入る体験レッスン(はじめてのレッスン)
はじめての生徒たちはこの質問でとてもリラックスします。
そして3つの塊をつかんで「黒い鍵盤は何個あるかな?」2つの塊をつかんで「何個あるかな?」と続きます。
すぐに「3つ!」「2つ!」と答える生徒、ゆっくりと考えてから答える生徒。
色々な生徒がいます。
その生徒の様子を見ながらはじめての生徒の事を私も知っていく感じです。

出来そうなら3つの黒い鍵盤を指で弾くことにも挑戦です。
家のピアノで遊び弾きをしているのか慣れた様子で指をお父さん指お母さん指お兄さんと弾いていく生徒。
まったくの初めてで慎重に弾く生徒。
最初からレガートで弾ける生徒、1音1音音を切って弾く生徒、次の音を弾いているのに前の指が離れない生徒、その弾く様子は様々です。
その指の様子から今後どのように進めていこうかが決まります。
指が動きそうだからすぐに教則本に入れそう。
もう少し指を動かすことをしてから教則本に入った方が無理がないよね。
ゆっくりと3つと2つの区別をしている段階だからもう少しそこを丁寧に見てあげたいな。
このように来週のレッスン、その先のレッスンのイメージが出来てきます。

そのための白い鍵盤と黒い鍵盤の区別からのスタートです。
年長さんから小学校1.2年生(3年生もかな)にとって丁度良いスタートの仕方です。
生徒は本当に色々。
最初から腰をかがめてその生徒の目線に合わせたレッスンをしたいと思っています。


4年生以上の生徒とは「最初はみんなにしているお決まりの質問なの。」とスタートさせると「よし、分かった!」の感じでポンポンポンとスムーズです。
でも結局はそれぞれ。だから私はどの学年の生徒もよく観察です。



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